大谷翔平投手所属のエンゼルスが22日(日本時間23日)、ブルワーズから今季2割5分5厘、29本塁打、72打点のハンター・レンフロー外野手を若手3投手との交換トレードで獲得した、と発表した。30歳のレンフローは2019年33本塁打、21年にも31本塁打を放ったパワーヒッター。来季9年ぶりのポストシーズン進出を目指し積極補強が続く。
エンゼルスはツインズから今季2割8分5厘、13本塁打のユーティリティープレーヤーのジオ・ウルシェラ内野手をトレードで、ドジャースからは今季15勝をマークしたタイラー・アンダーソン投手をFAで獲得し、着々と戦力を整えている。
2014年を最後にポストシーズン進出がないエンゼルス。大谷、トラウトとメジャーを代表するビッグスターを擁するチームがやる気になってきた。
エンゼルスのミナシアンGMはウルシェラ獲得に際に「ロースターは柔軟性があればある程好ましい。色んなスポットが可能だと思う」と話していたが、一発屋のレンフローだけに中軸に座るものとみられる。