J2ベガルタ仙台のMF中島元彦が移籍期間延長…来季は得点王&アシスト王目指す

スポーツ報知
チームスタッフとのミニゲームで笑顔を見せる仙台MF中島元彦(右から2人目)

 J2ベガルタ仙台は22日、今季最後の練習を仙台市泉サッカー場で約1時間行った。この日にはC大阪から育成型期限付き中のMF中島元彦(23)の移籍期間を24年1月31日まで延長するとクラブが発表。正確かつ力強いシュートと鋭いパスで攻撃を組み立てるアタッカーが2年目でのJ1昇格がかかる来季に向け意気込みを話した。

 魔境J2脱却に向けて今季一番の朗報が届いた。練習前に移籍期間延長を発表し、にこやかな表情で練習場に現れた仙台MF中島。C大阪では出場機会に恵まれずに自信を失いかけたが、仙台ではチームの主軸として活躍。取り戻した自信を胸に「得点王とアシスト王を両方取るのが今の目標」と来季に向け力強く意気込んだ。

 11月に入りチームはJ1浦和での経験もあるMFエヴェルトン(29、ポルティモネンセ)やJ1鳥栖からMF相良竜之介(20)らを積極的に補強。今季33試合4得点と絶対的な攻撃の核として躍動した「44番」の期間延長でより攻撃的な中盤が形成される。決め手は最終節・秋田戦(10月23日、0△0)の熱狂的なサポーターの声援が心に響いていた。「皆さんから温かい声をかけていただいた。主軸で1年やらせてもらった自覚もあって、結果も伴わなかった。納得いかずに『もう1年だけでも』と、セレッソと相談して決断しました」。

 地元・大阪への愛情は変わらないが、仙台への思い入れも増している。大阪では人とのつながりはあまり無かったが、杜の都では「ご飯とか行っても『またおいでよ』と言ってくれるし、いろんな人が良く接してくれる」。人の温かさを肌で感じ、「居心地がよかった」と明るく話した。

 これから始まるオフでは実家に帰り親孝行に励む。「姉ちゃんたちが言うにはおやじが寂しがっているので、飯にでも連れていきます」。来季に向け英気を養い、J1昇格の原動力としてチームをけん引する。(山崎 賢人)

 〇…練習では伊藤彰監督(50)らチームスタッフも加わり選手たちとミニゲームで約30分間対戦。指揮官は選手たちに劣らない繊細なボールタッチを見せた。今季最後のトレーニングを終えた伊藤監督は「きょうの練習はこのチーム、選手たちとやれる最後の練習。いい意味で楽しくできたし、次に向けていい準備ができると思う。プレーオフに行けなかったところを含めてしっかりと切り替えていきたい」と話した。

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