初の日本一を目指す尚志の底力が試される組み合わせ…全国高校サッカー選手権・1回戦で徳島市立にリベンジ狙う

スポーツ報知
2019年度の選手権で徳島市立にPK戦の末に敗れ、悔しがる尚志DFアンリ

 第101回全国高校サッカー選手権(12月28日開幕・国立など)の組み合わせ抽選会が21日、オンラインで行われた。尚志(福島)は1回戦で徳島市立と対戦。19年度大会2回戦で0―0からPKの末に敗れた因縁の相手に雪辱を誓った。

 初の日本一を目指す尚志にとって、底力が試される組み合わせとなった。徳島市立には、超高校級DFチェイス・アンリ(現ドイツ1部シュツットガルト)が1年生だった19年度大会2回戦でPK負け。仲村浩二監督(50)は「その後からPK戦負けの試合が多くなってきた。それが嫌で攻撃的なサッカーをしよう、というきっかけになった相手です」と明かした。

 アンリの在学中は固い守りが特徴だった一方、決定力不足に泣き続けた。昨年度はインターハイ、高円宮杯U―18プレミアリーグ参入戦、選手権と全て0―0からのPK戦で敗れた。取材した選手権で「情けない負け方です」と悔しそうな表情を見せたアンリの姿は、今でも覚えている。

 ボール保持率を上げる練習のほか、攻撃的なポジションに複数選手を用意して5人交代のメリットを生かす取り組みが実を結び、県大会では4試合で22得点を挙げ圧倒。その一方で、万が一に備えたPK戦の練習にも力を入れている。FW鈴木虎太郎副主将(3年)は「もうPKで悔しい思いはしたくない。蹴る前の足の角度をコーチに教えてもらって、毎日練習しています。最近は全員が狙ったところに蹴れるようになった」と笑顔を見せた。

 因縁の相手を倒しても2回戦で国見(長崎)、3回戦では青森山田と対戦する可能性がある。だが、くじを引いた鈴木虎に「強いところの方がいい」と告げる選手もおり、チーム全体に闘志が高まっている。「国見は強いし、山田には同じ東北勢として絶対に負けられない」。11、18年度の4強の壁を越えるため、“死のブロック”は望むところだ。

(岩崎 敦)

サッカー

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請
×