マラソン日本記録保持者の鈴木健吾らが「花の2区」を語る…箱根駅伝シンポジウム

スポーツ報知
箱根駅伝シンポジウムに参加した「花の2区」の区間賞獲得経験者(左から渡辺氏、竹沢氏、村沢、鈴木)

 箱根駅伝シンポジウム(報知新聞社後援)が22日、3年ぶりに有観客で東京・千代田区のよみうり大手町ホールで開催された。「経験者が語る花の2区」をテーマに、関東学生陸上競技連盟の駅伝対策委員長を務める山梨学院大の上田誠仁顧問を司会者として、早大出身の渡辺康幸氏(現住友電工監督)、竹沢健介氏(現摂南大ヘッドコーチ)、東海大出身の村沢明伸(現SGH)、神奈川大出身でマラソン日本記録(2時間4分56秒)保持者の鈴木健吾(富士通)がエース区間の2区について語り合った。

 渡辺氏(1年2区2位、2年1区区間賞、3年2区区間賞、4年2区区間賞)「高校生の頃『花の2区というのは花見をしながら走るのかな』と気楽に考えていましたが、実際に走ってみたら、最後の3キロは記憶に残っていないくらいきつかったですね。日本テレビでは第1中継車の解説をします。第1中継車のすぐ後ろで走る選手は必ず褒めたたえたい。箱根駅伝は永久に不滅です」

 竹沢氏(1年2区11位、2年2区区間賞、3年3区区間賞、4年3区区間賞)「(当時早大の)渡辺監督に『チームで一番強い選手が2区を走るんだ』と言われていました。チームの命運を握る区間と思います。3、4年時は走りたかったけど、走れなかった、ということです。いずれ、自分を超える選手を育成したいと思っています」

 村沢(1年2区2位、2年2区区間賞、3年2区3位)「順位を大きく動かせる最後の区間と思います。残り3キロから体のあちらこちらが痙攣(けいれん)していました」

 鈴木(1年6区19位、2年2区14位、3年2区区間賞、4年2区4位)「エースが走る区間。優勝争いができるのか、シード権(10位以内)争いに回るか、2区で決まると思います。区間14位だった時も、区間賞を取れた時も残り3キロは同じように苦しかったですね。パリ五輪に出場して『箱根から世界へ』を体現したいと思います」

 いずれも2区区間賞を獲得した経験を持つ4人は、それぞれの思いを明かした。

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