阪神の木浪聖也内野手、日本ハムから移籍してきた渡辺諒内野手ら6選手が22日、球団事務所で契約を更改した。
木浪は500万円減の年俸2100万円。今季はプロ4年目で初めて開幕スタメンから外れ、左足を負傷。その影響もあり、自己ワーストの41試合にとどまった。それでも、秋季キャンプでは堅実な守備と肩の強さを岡田監督から評価され、小幡と遊撃争い中。「自分の中でも(来年は)ラストチャンスという強い気持ちがある」と開幕スタメンを目指す。
渡辺諒は1000万円減の年俸4000万円でサイン。10月に日本ハムからトレード移籍し、秋季キャンプでは貴重な右打者として打撃を評価された。守備では二塁から三塁に転向。「開幕から1軍で出られるように、そこを目標に頑張っていきたい」と意気込んだ。
板山は現状維持の年俸1000万円でサイン。今季は14試合に出場。「振り返ることもできない成績」と悔やんだ。しかし、秋季キャンプでは内外野を起用にこなし、「左打者では一番いい」と岡田監督が高評価。「野球人生のターニングポイントになったと振り返られるように。1年間1軍でいるのが大前提でやっていきたい」と気を引き締めた。
更改選手は以下の通り。(金額は万円。△はアップ、▼はダウン、□は現状維持。金額は全て推定)
二保(投) 2025▼675
木浪(内) 2100▼500
熊谷(内) 1750△450
渡辺諒(内) 4000▼1000
高浜(内) 2000▼200
板山(外) 1000 □