住吉りをん、フリーで4T挑戦も転倒「『跳ばなくちゃ』になってしまった」GP2戦連続3位 NHK杯女子一問一答

スポーツ報知
女子フリー  美しく演技する住吉りをん(カメラ・竜田 卓)

 ▽グランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯 女子フリー(11月19日・札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 ショートプログラム(SP)3位の住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)は125・11点、193・12点でGP第3戦・フランス大会に続き3位に入った。冒頭で4回転トウループ(4T)に挑むも転倒。国際スケート連盟(ISU)公認大会で日本女子初の成功は持ち越しとなった。気持ちを切り替え、続く3回転ループ、フリップ―トウループの連続3回転などを決めていったが、最後の3回転サルコーでも転倒となった。住吉の演技後の一問一答は以下の通り。

◆ミックスゾーン

 ―今日の演技は?

 「えっとー、まあ、点数に驚くというよりも、順位が落ちなかった。3位のままというか、暫定1位だったことにすごく驚いていて。結果は本当に、表彰台に乗れることはすごくうれしいんですけど、出来としてはほんとに不満足で、悔しい部分がたくさんありました」

 ―悔しい部分?

 「昨日の時点でインタビューで『明日4回転トウループしっかり挑戦します』と言ったんですけど、朝気持ちがついていかなくて、集中できなくて、跳びに行くことすらほとんでできなかったっていうのが、試合に出てしまったことと、あとは後半のジャンプが最近すごく崩れていたので、そこの練習をすごくたくさん積んできたつもりではあったんですけど、まだ足りないということがわかったのがすごく悔しい部分です」

 ―トウループの後立て直したが?

 「その部分いついては今までも何度も試合に組み込んできている経験だと思っていて。どんなにいろんな転び方をしたとしても、すぐに次は立て直すという経験は積んできたことによる成果なのかなと思います」

 ―ファイナルは第6戦の結果次第だが次戦へ?

 「えっと、もちろんファイナル狙いすぎず狙うぐらいの気持ちでいたので、こういう悔しい・・・自分の中で悔しい演技になってしまったことはすごくつらいんですけど。ファイナルがあったとしてもなかったとしても、次・・・まあ、ファイナルはご褒美試合だと思っているので。全日本に向けてしっかり自分の・・・全日本を目指してしっかりあげていかなくちゃいけないなと思います」

 

 ―全日本では?

 「ショートは今回自分の思うような演技ができたので、しっかりそれを、同じ、またはそれ以上のものができるようにブラッシュアップすることで。フリーはこういう悔しい思いをしないために、もっともっと練習を積まないといけないなと思いました」 

 ―シーズン序盤から4回転挑戦しているが成長を感じている部分は?

 「そうですね・・・うーん・・・フランス杯ですごくいい感触をつかんだんですけど、今日は気持ちが不安な状態で臨んでしまったかなと思うので。フランス杯のときを思い出して、次はしっかり自信をもって挑むっていう。気持ちにまだ左右されるんだなっていうことが分かってきた感じです」

 ―気持ちは?

 「やっぱり跳びたいっていう気持ちが先走ってしまって、『跳びたい、跳びたい』じゃなくて『跳ばなくちゃ』になっていってしまったのが。そういうふうに先生から『跳ばなくちゃになっちゃってるよ』っていうふうに言われました」

 ―守りで3Tではなく4Tに挑み続けているのは?

 「一つはそれ以外にコンビネーションでトリプルトウを2つ使ってしまっているので、トリプルにできないし、ダブルにすることはまあありえないと思っていて。どんなに調子が悪くても入れる経験をしないとやっぱり進まないと思っているというのがもう一つです」

 ―転倒してからの立て直しに手応え?

 「回数を重ねるうちに、本当に今までは不安な状態で次のジャンプ、立て直さなくちゃ、って思っていたのが、立て直せて当たり前っていうふうに気持ちがなってきたかなと思います」 

 ―跳ばないとという気持ち、楽しむ気持ち薄れたりしない?

 「そうですね。すごくそうだと思っていた。楽しむっていうことは『跳びたい』だったり、『跳んでみせるぞ』っていう気持ちだと思うんですけど、『跳ばなくちゃ』っていうことは自分にプレッシャーをかけていることだと思うので。やっぱりそこは比例しているのかなと思います」

 

 ―ショートとフリーをそろえるには?

 「ショートがよかったことが今日の出来につながったかわからないんですけど、ショートが良かったとしてもフリーは切り替えるという意味で、フリーも楽しむ。どっちも楽しむということがこれからまた大切になるのかなと思います」

 ―練習で4回転の確率が上がっている中で本番との差?

 「やっぱりこの1回と思ってしまうと、力んでしまったり、こう感覚が変わってしまうと思うので。練習の中でも『この1回で決めるぞ』という練習はしているんですけど、それをもっと数積むことかなと思います」

◆記者会見

 ―振り返って

 「GPシリーズシニア初参戦で、この2戦とも3位という結果で、結果だけ見たらすごく自分の中でうれしいんですけど、あの演技としてはすごく自分の中で納得いかない演技になってしまったなっていう感想です」

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