“かなだい”が「オペラ座の怪人」を日本ファンに初披露 12月の全日本で「また違う姿を見せたい」…NHK杯アイスダンス一問一答

スポーツ報知
アイスダンス  「オペラ座の怪人」の曲にあわせて演技する村元哉中、高橋大輔 組(カメラ・竜田 卓)

 ▽グランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯 アイスダンス・フリーダンス(11月19日・札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 リズムダンス(RD)5位の村元哉中、高橋大輔(関大KFSC)組は103・68点、合計178・78点で6位だった。今季からのプログラム「オペラ座の怪人」を熱演。リフトでミスが出るなどし得点が伸びず、RDから順位を一つ落とした。2人の演技後の一問一答は以下の通り。

 ―演技を振り返って

 村元「日本のお客さんの前では初披露のオペラ座だったので、演技としてはほんとキャラクターになりきって滑れたと思います」

 高橋「気持ちの面では、非常に入りこんで滑れたかなと思うんですけども、ちょっと後半のパートに入って、僕足に来てしまったので、そこら辺で気持ちに+α、体で表現することができなかったなっていうのもちょっとあったので、そこもちょっと悔しいところかなと思うんですけども。久々に日本のお客さんの前で、非常に緊張感の高い中で、緊張感がこれだけ高いと、これだけ後半体力奪われるかなっていうのも実感できました」

 ―演技後、お互い見つめ合っていたが

高橋「多分、僕がなかなか立たなかったので(笑い)」

村元「何も、言葉を発さずただただ見つめ合って(笑い)。とりあえず終わったみたいな感じで」

高橋「立てなかったです(笑い)。いろんな気持ちがあって」

 ―2人でアイスダンスで滑ったオペラ座の怪人

 高橋「まあ、あの100%ベストな演技って、自分の中ではなかったので、まあ日本のお客さんの前で、お見せすることができなかったのは悔しいところなんですけど。この次、全日本選手権、時間があるので今日の演技と、また違う姿を見せたいなという気持ちがより一層強くなったので。ちょっとうまくまとめられないんですけど。まだ完成形ではないなと思います」

 村元「ほんとに私も(高橋の)シングル時代のオペラ座は、ほんとに大好きでしたし、まさかアイスダンスとして、まず大ちゃんと一緒に組めること自体もそうなんですけど、それプラス、オペラ座の怪人を一緒に滑れるともほんとに思っていなかったので。もっともっと練習追い込んで、ほんとに完璧なオペラ座の怪人を滑りたいなという気持ちがすごい大きくなったので。ほんと3戦目終えて、何を集中的に練習しないといけないか明確になったので」

 ―全日本に向けて

 高橋「リズムダンスの方はだいぶまとまってきたので、ほんと細かいところを気を付けていって。フリーは、今日本番もそうですけど、通しで滑り切る体力ってところと、もうちょっと滑り込むことが大事になってくるのかなと思います」

 村元「ほんと大ちゃんがいった通り、滑り込むしかないなっていうのは今、実感しています」

 ―プログラムに込めた意味について

 高橋「自分の中では特に、自分のシングルとアイスダンスでやっているっていうのを一つにしてないので。全く別物だと思っているので。同じつながりを見せているって気持ちは全くないんですけども、見ている方々は、そういう印象もあると思いますし、それぞれの思いとか、そういったつながりのように見てくれたら、それはありがたいことですし。まあ、僕自身は今できる精いっぱいのことをただひたすら見せることだけを考えてやっています」

 村元「私も、マリーナがもちろん言っていただいたコンセプトももちろん素敵なコンセプトだなって思っているんですけど、私もなんか、その時その時の自由に自分が感じたままに演じているので。ほんとクリスティーヌになりきって、ファントムとのどういう思いとかっていうのを、ただひたすらそれを考えながら滑っているだけです」

 ―後半部分で変えた部分と、その理由は?

 村元「スケートアメリカとデニステン終えて、少しエレメンツの方でハッキリとしていない部分があったので、そこを少しジャッジと、その方に『これをしてるんだよ』ってハッキリしたエレメンツを見せたいって思いと、あとは後半のステップとかも、もう少し、ちょっと窮屈に感じていたつなぎの部分がたくさんあったので、もう少し自由にステップができるようにっていうので、後半全体を変えました」

 ―もっと見せられると?

 高橋「特に変更って言った部分は、やっぱりテクニカルの部分で、点が取りやすいように。演技自体は、シーズンスタートの時点から、気持ちって部分だったり、見せ方は変わらないです」

 ―最後のリフトについて

 高橋「ちょっと上げて、ラストの上げで失敗してしまって、ほんとに危なかったので、なんとか落とさずに済んだっていうやりきったです。哉中ちゃんも上で、『頑張って』ってさけんで(笑い)」

 村元「なんか多分、声発してました。なんて言ったか忘れちゃったけど」

 高橋「『踏ん張って』か『頑張って』か、言ってました」

 ―後半グループに入って感じたこと

 村元「みなさん表彰台争いだったので、何て言うの、容赦なくというか」

 高橋「結構朝の公式練習から、結構みんなぶつかりそうになるのが多くて。昨日とはまたうって変わって、違う雰囲気の公式練習と5分間練習でした。5分間練習も結構バチバチ」

 村元「アグレッシブにやっている感じはあったので、勉強になりました」

 ―そこが、自分たちが目指すべきところ

 村元「でもほんとに氷に乗った瞬間から自分たちに集中するのが1番なので。でも、トップのチームの雰囲気だったり、エネルギーを感じることはできたので、あの、全然それは自分たちにもエネルギーはあるなと思います」

 高橋「先シーズンだったら多分、ビビってよけまくっていたんですけど、今シーズンは、特にそういう物怖じすることが自分の中でも、ほんとに『やばいな』と思ったらよけますけど、ギリギリまでよけないことは出来るようになったかなと思います」

 ―スタートから2人の息はどうだった?

 高橋「やっている時は、前半から呼吸は合ってるなと思っていて。今回は、あまりスタートでペース配分をせずに、思いっきりスタートからやろうと思って、やったらちょっとペース配分がうまくいかなくて、途中で、マリーナの方にも『ちょっともうエネルギーが』っていうところで。あとは、ファントムで、自分はクリスティーナをコントロールするっていうところで、そういう思いを込めてやったら、前半出し過ぎて、出した中で後半、持って行った」 村元「ほんとに今日のアップの時から、すごいお互いいい集中ができているなと思いましたし、呼吸の方も全然合っているなとは思いました」

 ―ここまで3戦終えて、大事だと痛感していること

 村元「一言で言うと、滑り込み(笑い)。あまりリズムダンスは、ほんとまとまったんですけど、フリーの方が正直、追い込み、数をこなせてないので」

 高橋「滑り込みって言った部分と、リズムダンスはあんまり多く変えてないですけど、フリーは結構、何回も変えて、変える回数も多くて、その中で、ハリケーンだったりとか、いろんなことの、あとシーズンのスタートが遅かったりと、滑り込みって言った部分では、先シーズンに比べたら、足りない部分がたくさんあるので、そこが一番出ているかなと思います。スケートアメリカ、デニステンメモリアルのときは、いい具合にできたんですけど、このNHK杯では、やっぱり日本のお客さんの前で、緊張感がすごい高い中で、その中でやっていくと、緊張感が高い分、より一層それも加わって、体力も奪われることを今回実感したので、その中でも出し切れるような体力作りは必要だなっていうふうに思いました」

 ―滑りたかった量の何%で今日を迎えた?

 高橋「終わって、時間がほんとにあんまなかったので、今回は滑り込むっていうか、調整で来たので。次の全日本に向けては3週間くらいあるのかな?どうですかね」

 ―全日本に向けて変えていきたいところは?

 村元「変えないです。あの、今回修正して滑ってみて、体力面だったり、それは除いて、ほんとにいい滑りを、全部つなぎも心地よかったので。変えることはもうないと思います」

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