【神宮大会】大阪桐蔭・前田悠伍が自己最多161球の完投で連覇王手「挑戦できるので優勝したい」

スポーツ報知
6回までに9四死球を出す大荒れの投球も、なんとか2失点でしのぎ続ける大阪桐蔭先発、前田悠伍。帽子のつば裏には「華」の文字が(カメラ・泉 貫太)

◆第53回明治神宮野球大会第4日 ▽高校の部準決勝 大阪桐蔭5―4仙台育英(21日・神宮)

 高校の部は、大阪桐蔭(近畿)と広陵(中国)が勝ち、大会史上初めて2年連続同一カードの決勝となった。大阪桐蔭は、来秋ドラフト候補左腕の前田悠伍主将(2年)が10四死球も、161球で完投。高校の部初の連覇に王手をかけた。広陵は1年生右腕の高尾響が7回無失点11奪三振の快投。19日にOBで巨人の小林誠司捕手(33)から焼き肉を振る舞われた“御礼”を果たした。

 前チームがそれぞれ春夏の甲子園を制した好カードは、大阪桐蔭が仙台育英に競り勝った。1―2の6回1死満塁、2番・山田太成左翼手(2年)が逆転2点二塁打を放ち、前田がともに「自己最多」という10与四死球、161球で6安打4失点完投。「制球が定まらない中で、打者の打ち気をそらせて投げられた」。

 仙台育英は今夏の甲子園と同様に継投策を取ってきたが、西谷浩一監督(53)は動じず、「4人投げれば、4人の立ち上がりがある」と指摘し、攻略。前田主将には「最後はバランス良く投げていた」と託し、夏の甲子園Vメンバーが8人残る強豪を退けた。

 2回無死満塁の守備では、判定が覆る場面があり、追加点を許したが、嫌な流れをはね返して勝利。20日に対戦したクラーク(北海道)の佐々木啓司監督から注意された投球時の声出しも、なかった。「(連覇に)挑戦できるので、優勝したい」。前田は2年連続の胴上げ投手を思い描いた。(伊井 亮一)

 ▽第52回明治神宮大会・高校の部決勝(2021年11月25日・神宮)

大阪桐蔭

004 311 101―11

000 051 010―7

広  陵

(大)別所、川井、川原、藤田、前田―松尾

(広)森山、松林、岡山―大山

[本]松尾2(大)

 ◆昨年の決勝VTR 大阪桐蔭は3回、丸山の2点打で先制し、5回表まで8点をリード。松尾(DeNAドラフト1位)が4回の左越え3ラン、7回の左越えソロを含む4安打4打点の活躍。前田は8回から登板し、2回3安打1失点。広陵は15安打も中国勢初Vを逃した。

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