◆カタールW杯 ▽1次リーグB組 イングランド―イラン(21日、ドーハ・ハリファ国際競技場)
8大会連続出場のイングランドが、W杯デビューとなった19歳MFベリンガム(ドルトムント)のゴールで先制。前半を3―0で終えた。スタンドには元同代表MFで、世界的スターのデビッド・ベッカム氏の姿もあった。
自陣ゴール前に守りを固めるイランをなかなか崩せなかったイングランドだが、均衡を破ったのは前半35分。ベリンガムはボランチの位置から左クロスに飛び込むと、頭でネットを揺らした。
昨年の欧州選手権で、当時の大会最年少出場記録を更新する17歳349日で出場を果たした逸材がチームを勢いづけると、同43分にコーナーキックのこぼれ球をMFサカ(アーセナル)が左足で押し込み追加点。GK交代により14分あったロスタイムにはエースFWケーン(トットナム)のクロスをMFスターリング(チェルシー)が合わせて、あっさり3点のリードを奪った。