井岡一翔、大みそか決戦へ「覚悟持ち」丸刈り頭で臨む 複数階級での統一なら日本人初の快挙

スポーツ報知
王座統一戦が決まり、オンライン記者会見に臨む井岡一翔(カメラ・谷口 隆俊)

◆プロボクシング ▽WBA、WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王座統一戦12回戦 WBO王者・井岡一翔―WBA王者ジョシュア・フランコ(12月31日、東京・大田区総合体育館)

 WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔が、WBA王者のジョシュア・フランコと12月31日、東京・大田区総合体育館で王座統一戦を行うことが21日、発表された。11度目の大みそか決戦に臨む井岡は、WBC世界ミニマム級王者だった2012年6月のWBA王者・八重樫東(大橋)戦以来の統一戦。複数階級での王座統一実現なら日本人初の快挙となる。この日、両王者はリモートで記者会見に出席。井岡は「覚悟を持って勝利だけを考える」と意気込んだ。

 きれいに整えた丸刈り頭が、井岡の強い思いを象徴していた。「全部刈った方が楽だから」。邪念を捨てフランコ戦に集中。7月に次男・大空翔(たくと)君が誕生し初の試合。「だからこそラスベガスまで来て練習に集中している」。10月下旬から米国で名伯楽イスマエル・サラス・トレーナー(65)の指導を受け強化している。

 「ずっと統一戦をしたいと思っていた。いよいよ望んでいた試合ができる」。昨年末に当時IBF王者アンカハス(フィリピン)との統一戦が決定しながら新型コロナ感染拡大で中止に。その後、アンカハスが陥落したため、WBA王者にターゲットを変更した。

 単なる統一戦ではない。自身2度目の王座統一戦で、勝てばミニマム級に続く複数階級での王座統一となる。50戦無敗のメイウェザー(米国)、3階級で統一王者となったアルバレス(メキシコ)ら歴代スーパースターに続く史上10人目の偉業で、日本人では初だ。

 大みそかの試合は11度目だが、井岡は「回数は気にしない。理想はKOだが、そんなに甘くない。いろんな覚悟を持って、勝つことだけを考えて結果を出す」と言い切った。勝者は180日以内に前WBOフライ級王者・中谷潤人(M・T)と指名試合が義務付けられている。(谷口 隆俊)

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