【神宮大会】広陵・高尾響 巨人・小林誠司からの焼肉に感謝の7回0封…大阪桐蔭と史上初2年連続同一カード決勝へ

スポーツ報知
6回無死満塁、決勝打となる3点三塁打を放った広陵の松下(右)(カメラ・泉 貫太)

◆第53回明治神宮野球大会第4日 ▽高校の部準決勝 広陵5―0北陸(21日・神宮)

 高校の部は、広陵(中国)と大阪桐蔭(近畿)が勝ち、大会史上初めて2年連続同一カードの決勝となった。昨年準Vの広陵は1年生右腕の高尾響が7回無失点11奪三振の快投。19日にOBで巨人の小林誠司捕手(33)から焼肉を振る舞われた“御礼”を果たした。大阪桐蔭は、来秋ドラフト候補左腕の前田悠伍主将(2年)が10四死球も、161球で完投。高校の部では初の連覇に王手をかけた。大学の部では、名城大(北陸・東海3連盟)が43年ぶりに4強入りした。

 今春に名門の背番号1をつけた1年生が躍動した。広陵の高尾は7回を4安打無失点、11奪三振で2年連続の決勝に導いた。10月下旬の中国大会前に右足甲の疲労骨折が判明。現在は背番号11となった右腕は「(状態は)8割ぐらい。低めに集めて打たれないように」と今大会初先発で堂々の投球を見せた。中日の米村シニアディレクターは172センチ、70キロの最速145キロ右腕を「広島の野村(祐輔)2世。球のキレと制球が抜群」とOBに例えた。

 野村とバッテリーを組み、2007年夏の甲子園で準優勝した巨人・小林からは、初戦を突破した19日に大盤振る舞いがあった。「30人ぐらいが焼肉をごちそうになった」と中井哲之監督(60)。控え部員は、18日にDeNA・佐野から焼肉を振る舞われた。指揮官は差し入れをしてくれた楽天・太田、日本ハム・上原らにも感謝した。

 昨年決勝で7―11と敗れた大阪桐蔭と、再び決勝で対戦する。現チームはともに公式戦無敗。前回対戦では3安打2打点だった“広陵のボンズ”真鍋慧(けいた)一塁手(2年)は「去年の借りを返したい」と気合十分。中井監督は「ひっついていきたい」と接戦に持ち込む構えだ。初優勝を飾り、小林先輩に「おごってよかった」と言わせたい。(伊井 亮一)

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