【神宮大会】広陵がOBの巨人・小林誠司から焼き肉ごちそうの“御礼” 2年連続決勝で大阪桐蔭に雪辱へ

準決勝の先発を任された広陵の1年生右腕、高尾響(カメラ・泉 貫太)
準決勝の先発を任された広陵の1年生右腕、高尾響(カメラ・泉 貫太)

◆第53回明治神宮野球大会第4日 ▽高校の部準決勝 広陵5―0北陸(21日・神宮)

 昨年準優勝の広陵(中国)が初出場の北陸(北信越)を破り、23日に大阪桐蔭と対戦する。2年連続の決勝同一カードは史上初めてとなった。

 6回に松下水音二塁手(2年)の3点三塁打、小林隼翔遊撃手(2年)の左前適時打など打者10人で5点を奪った。1年生の高尾響が7回を4安打無失点、11奪三振と好投した。10月の中国大会前に右足甲の疲労骨折が判明。万全ではないが「低めに集めることを意識して、三振も取れた」と充実感を漂わせた。

 初戦を突破した19日夜には、神宮に来ている30人の部員が、OBで巨人の小林誠司捕手から焼き肉をごちそうしてもらったという。中井哲之監督は「(15~18日にあった)修学旅行の代わりに来ている控えの子は(DeNAの)佐野が焼き肉をごちそうしてくれた。ホテルや練習会場にたくさんの教え子が来てくれた」と感謝した。

 大阪桐蔭戦に向けて指揮官は「どう考えてもあっちは強すぎる。身長で勝てるのがボンズ(189センチの真鍋慧)ぐらい。体重が軽いのが僕ぐらい。向かっていくしかない。同じ高校生なので何が起こるか分からないから、ひっついていきたい」と、冗談交じりに意気込んだ。

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