WBO世界Sフライ級王者・井岡一翔がWBA王者フランコと統一戦 「色んな覚悟を持って勝つことだけ考える」

スポーツ報知
ラスベガスからリモート記者会見に出席した井岡一翔は統一戦への思いを語った

 プロボクシングWBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者・井岡一翔(志成)が、WBA世界同級王者ジョシュア・フランコ(米国)と12月31日、東京・大田区総合体育館で王座統一戦を行うことが21日、発表された。

 井岡が2団体統一戦を行うのは、WBC世界ミニマム級王者だった2012年6月にWBA世界同級王者・八重樫東(大橋)戦以来、10年ぶり2度目。大みそかの試合は11度目(世界戦は10度目)となる。

 井岡が勝てばWBO王座は6度目の防衛となり、WBAとの統一王者となる。

 戦績は33歳の井岡が29勝(15KO)2敗、27歳のフランコが18勝(8KO)1敗2分け1無効試合。

 井岡はこの日、キャンプを行っている米国ラスベガスからリモートで記者会見を行い、「自分自身、必ず統一戦をしたかった。去年、統一戦が流れてしまい、1年越しの思いがかない、いよいよ望んでいた試合ができるなと思った」と強い意欲を示した。

 井岡は昨年の大みそかで前IBF王者ジェルウィン・アンカハス(フィリピン)と統一戦を行う予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止に。その後、アンカハスは王座から陥落した。井岡は大みそかに福永亮次(角海老宝石)と防衛戦を行ったあと、今年7月には元4階級制覇王者のドニー・ニエテス(フィリピン)に判定勝ちし、2018年に敗れたリベンジを果たしている。大みそか決戦については「何も考えていない。試合に勝つことだけ。KOできればと思うが、統一戦は、そんなに甘いものではない。色んな覚悟を持って、勝つことだけ考える。できる限り、良いパフォーマンスをしたい」と言葉に力を込めた。

 フランコもリモートで会見に参加。「ずっと待っていたので、とても興奮している。井岡はグレートファイター。統一戦は、ボクサーとして絶対に戦いたいという試合で、そうそうある機会じゃない。すごく楽しみにしている」と話した。

 フランコは米国テキサス州サンアントニオ出身で、弟は前WBC世界スーパーフライ級王者ジェシー・ロドリゲス(帝拳、米国)。2015年8月にデビューし、20年6月にアンドリュー・モロニー(オーストラリア)に判定勝ちし、WBA世界同級王座を獲得した。20年11月にA・モロニーとのリマッチを行ったが、相手の偶然のバッティングにより2回終了後、ノーコンテストとされた。その後、21年8月に改めてA・モロニーと対戦したフランコは、3―0の判定で挑戦を退けた。

 試合は12月31日午後5時からTBS系で生中継される。

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