藤井聡太五冠JT杯最年少初優勝、羽生善治九段の記録を31年ぶり更新

スポーツ報知
第43回将棋日本シリーズJTプロ公式戦で優勝し、ガッツポーズをする藤井聡太五冠(カメラ・瀬戸 花音)

 第43回将棋日本シリーズJTプロ公式戦決勝が20日、千葉・幕張メッセで指され、後手の藤井聡太五冠(20)=竜王、王位、叡王、王将、棋聖=が114手で斎藤慎太郎八段(29)を破り、同棋戦最年少の20歳4か月で初優勝を飾った。

 持ち時間が各10分の早指しの本局で、戦型は両者が得意とする角換わりに。終盤の攻め合いを制した藤井が相手玉を寄せ切った。2年連続決勝進出でつかんだ栄光は、1991年に羽生善治九段(52)が打ち立てた21歳2か月の記録を31年ぶりに更新する最年少記録に。また、藤井は小学3年生時に「こども大会」で優勝しているため、初のダブル優勝者となった。

 藤井は「判断が難しい一局だったが、なんとか攻めを受け止める展開にできた」と対局を振り返り「今年が最年少を更新できるラストチャンスとうかがっていた。ひとつのよい結果を残せたことはうれしく思います」と笑顔を見せた。一方の斎藤は「勝負どころを見誤ってしまって悔やまれる一局」と肩を落とした。

 藤井は現在、竜王戦七番勝負を戦っており、3勝1敗で初防衛に王手をかけている。第5局は25、26日に行われる。(瀬戸 花音)

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