KAIRI、岩谷麻優下しIWGP女子初代王者…猪木さんに捧げる「1、2、3、ダーッ!」で締めた

スポーツ報知
「1、2、3、ダーッ!」と絶叫したKAIRI(カメラ・池内 雅彦)

◆新日本プロレス×スターダム合同興行「Historic X―Over」大会 ▽IWGP女子初代王者決定トーナメント決勝戦60分1本勝負 〇KAIRI(25分28秒 インセインエルボー→エビ固め)岩谷麻優●(20日、東京・有明アリーナ、観衆7102人)

 史上初の新日とスターダム男女団体合同興行が行われた。

 新日男子の試合を差し置いてメインイベントで行われたIWGP女子初代王者決定トーナメント決勝戦では、WWEで活躍したKAIRI(フリー)がスターダムの「アイコン」岩谷麻優(STARS)を下し、初代ベルト戴冠に成功した。

 シングル対決は岩谷がKAIRI(当時は宝城カイリ)からワンダー・オブ・スターダム王座を奪った17年5・14後楽園大会以来、5年5か月ぶりとなった女子トップスター同士の一戦。序盤からKAIRIの手を激しく踏みつけるなどラフな攻撃に出た岩谷だったが、KAIRIも花道でのダイビングエルボーをたたき込んだ。

 激しいキック、張り手合戦を展開した2人。岩谷は串刺しドロップキックをたたき込むと「行くぞ!」と絶叫。雪崩式フランケンシュタイナーで追い込んだが、ムーンサルトプレスはかわされてしまう。

 最後はKAIRIが強烈な逆エビ固めで追い込むと、コーナートップからの必殺・インセインエルボーで25分超えの死闘を制した。

 劇勝に涙が止まらないKAIRIは笑顔で岩谷と抱き合い、健闘をたたえ合うと、マイクを持ち、「今日、大好きな麻優さんとバチバチを超える試合ができたと思ってます。新日さんと一緒の興行で、こんなに大きな会場でメインで試合をさせていただけて本当にうれしいです」とまた涙。

 「プロレスはキャリア年齢も男女も関係ない。みんなのために素晴らしい試合をするだけです」と話すと「プロレスを、もっと愛せば、もっと大きくできると信じてます。このベルトに今、命が吹き込まれました」と続けた。

 さらに「この生まれたてのピッカピカのベルトに挑戦する人はいるのかな?」と問いかけると、中野たむが登場。「あなたのベルトを奪うのは、この中野たむだろ」と挑戦表明。KAIRIも「次、1・4東京ドームで試合させていただけると信じています」と来年1月4日の新日・東京ドーム大会での初防衛戦を要求した。

 ベルトを肩に「IWGPと言えば、(アントニオ)猪木さん、これで締めましょう」とKAIRI。「1、2、3、ダーッ!」と絶叫すると、声を出しての応援が禁じられた7102人の観客から大きな拍手がわき起こった。(中村 健吾)

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