フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯から一夜明けた20日、会場となった札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで、出場選手らがエキシビションに参加した。
男子で大会連覇した宇野昌磨(トヨタ自動車)は、かつて師事していた樋口美穂子氏が振り付けたという「Padam Padam」を演じ、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を降りるなどした。アンコールでは、優勝を決めたフリー「G線上のアリア」を滑り、華麗なスピンなどで観客を魅了した。
宇野は今季GPで、第2戦スケートカナダ、第5戦NHK杯を勝ち、連勝。次は12月のGPファイナルで初制覇を目指す。場内でのトークショーでは、「GPシリーズ2戦とも優勝でき、うれしい。GPファイナルは、満足できる状態で挑めるように」と意気込んだ。