フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第5戦NHK杯から一夜明けた20日、会場となった札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナで、出場選手らがエキシビションに参加した。
女子で2位に入り、12月のGPファイナル(トリノ)進出を決めた坂本花織(シスメックス)は、「Tango Amore」を演じた。黒の衣装で、ダブルアクセル(2回転半ジャンプ)、3回転トウループを降りるなどした。
昨季は2月の北京五輪で団体、個人ともに銅メダルを獲得。さらに3月の世界選手権では初めて金メダルを獲得した。世界女王として迎える今季は心機一転、ショートカットにイメージチェンジした。場内でのトークショーで、司会の荒川静香さんに「理由はあった?」と問われると「友達とのたわいもない会話。『ショートカット似合うんちゃう?』って言われて、『あ、じゃあ切ってみるわ』って切りました」と明かした。すると「切ったら2番目のお姉ちゃんに激似すぎて」と笑い、「急きょ、カラーもやってもらった」と話した。