【神宮大会】広陵・真鍋慧、2年連続のホームランで高校通算48号「昨年よりも弾道が高かったし、いい角度」

7回無死、右越えにソロ本塁打を放つ広陵の真鍋慧(カメラ・泉 貫太)
7回無死、右越えにソロ本塁打を放つ広陵の真鍋慧(カメラ・泉 貫太)

 ◆明治神宮野球大会 第2日 ▽高校生準々決勝 広陵6―2東海大菅生(19日、神宮)

 高校の部では昨年準優勝の広陵(中国)と仙台育英(東北)、大学の部では国学院大(東都大学)と名城大(北陸・東海3連盟)が初戦を突破した。“広陵のボンズ”こと、来秋ドラフト候補の真鍋慧(けいた)一塁手(2年)が高校通算48号ソロを放ち、来春センバツの主役に名乗りを上げた。今夏の甲子園で優勝した仙台育英は、0―4の9回に逆転サヨナラ勝ちした。

 “広陵のボンズ”に偽りはなかった。5―2の7回先頭、真鍋が高めの直球をフルスイング。高校生離れした滞空時間の長い打球が右翼席に吸い込まれた。昨年は花巻東との準決勝で右翼ポール際に弾丸ライナーで突き刺した。2年連続の高校通算48号に「とてもいい感触。昨年よりも弾道が高かったし、いい角度」と理想とする放物線を描いた。

 愛称はメジャー最多の通算762本塁打を誇るバリー・ボンズ(元ジャイアンツ)が由来。大阪桐蔭・前田悠伍投手を含めた“2年生四天王”と呼ばれる花巻東・佐々木麟太郎、九州国際大付・佐倉侠史朗の両内野手は来春センバツが絶望的。189センチ、93キロの左打者が主役候補だ。巨人・榑松(くれまつ)スカウト部次長は「ホームランバッターの弾道。飛ばす能力は魅力」と称賛。中日・米村シニアディレクターは「ホームランアーティスト。あの角度が打てるのは天性。(阪神の)佐藤輝のような素材」と高評価した。

 真鍋ら2年生は東京などへの修学旅行が15~18日にあったが、大会が控えていたために参加できなかった。「ディズニーとかはいつでも行ける。神宮で負けたことは神宮でしか返せない」。85年の松商学園、86年の帝京に次ぐ前年準Vからの優勝を“修学旅行”のお土産にする。(伊井 亮一)

野球

×