◆東京六大学野球 第5回オータムフレッシュリーグ▽慶大8―2富士市立(19日・富士球場)
慶大は、静岡・富士市立に8―2で勝利。高校生と対戦し、オータムフレッシュリーグならではの交流を図った。
初回1死三塁から、3番の篠田浩輝一塁手(2年=熊谷)の犠飛で先制すると、5―2の7回2死二塁から5番の深松結太三塁手(2年=慶応)が、右越えに貴重な追加点となる2ランを運びチームの勝利を後押しした。
巨人や西武で活躍した清原和博氏の長男・正吾内野手(2年=慶応)は7回1死から代打で出場。三飛に打ち取られ、そのまま一塁の守備に就いた。
「代打というのは一打席。一発で結果を残すことは実戦でしか練習ができないので今日打席に立たせてもらったことに感謝したい」と清原。この日、安打は出なかったが「日頃から練習で自分にプレッシャーをかけて試合で緊張しないようにしたい」とさらなる成長へ前を向いた。
神宮で行われた新人戦後には社会人とのオープン戦を2試合行い、清原は2試合とも先発出場。それぞれで1安打を放った。来春へ向けては「いかにバットが振れるかが課題」。今冬は、体を一回り大きくするためにウエイトを中心に体作りに取り組む予定。体重を現在の88キロから92、3キロに増やしたいと話した。
最終日の20日は早大と対戦する。「(今秋の)リーグ戦も負けてしまったので、明日こそは最高の準備をして勝ちたい」と意気込んだ。