大里・中島中が「守り切って残り1枠全国切符つかむ」…春季軟式野球静岡県予選兼県中学新人大会

スポーツ報知
最後の全国切符奪取へ、気合十分の大里・中島中ナイン

 全日本少年春季軟式野球大会静岡県予選兼県中学新人野球大会が20日(愛鷹)と23日(裾野)に行われる。今年度から大会方式が変更され、各地区の2位チームはリーグ戦を実施。中部2位で連合チームの大里・中島中は伊東南中(東部2位)、三ケ日中(西部2位)と残り1枠の全国切符を争う。カギを握るのは共に昨年大会も出場した主将の高橋佑和捕手と青島大翼投手の2年生バッテリー。守りの野球で全国への扉を開く。

 大里・中島中が目指すスタイルは単純明快だ。福島和大監督(30)は「投手を中心に守る。守備からリズムをつくりたい」ときっぱり。平日約2時間の練習の大部分を守りに割いている。捕手の高橋も「内外野で盛り上げながら、当たり前のプレーを重ねていきたい」と強調する。

 青島―高橋のコンビは昨年も先輩たちに交じり起用されたが、1回戦で浜松北部・可美中に5回5失点で敗退。小、中通じて初めての大舞台だった高橋は「緊張で体がスムーズに動かなかった」と振り返る。以後、練習中も積極的に声を出すようになった。「自分を見つめ直したい」とゴミ拾いなど野球以外の場面でも、できることを率先してやるようになった。「自分の長所は声。盛り上げていきたい」と役目は理解している。

 背番号1の青島も「厳しいコースを攻めて、チームを助けるピッチングをする」と誓った。連勝で全国へ駆け上がり、1年前の苦い記憶を払拭する。

(武藤 瑞基)

 〇…チームは今年7月から大里中11人、中島中9人の連合として活動してきた。来春からは「合同部活」として運営されることが決定している。「スタッフは4人とも野球経験者で細かく指導ができる」と高橋監督。平日は2日ずつどちらかの学校に集まって練習している。中島中の亀山諒太内野手(2年)は「ミスもお互いに指摘できるし、みんなで考えることができている」とチームワークに隙はない。

 ◆大会方式 20日の「地区優勝チームリーグ」(愛鷹)はすでに全国切符を持つ各地区1位の東部・U―15フジヤマBC、中部・東海大静岡翔洋中、西部・桜が丘中のリーグ戦で県王者を決定。23日の「地区準優勝チームリーグ」(裾野)は3校が残り1枠の全国切符をかけてリーグ戦を行う。試合順は〈1〉三ケ日中―大里・中島中、〈2〉伊東南中―〈1〉の敗者、〈3〉伊東南中―〈1〉の勝者となる。※3チームが1勝1敗の場合は得失点差などで順位を決定。

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