【巨人】川相昌弘総合コーチ、ケース打撃実戦編「走攻守でそれなりのものは見せてくれたかなと思いますね」

スポーツ報知
ケース打の後に選手と話す川相昌弘総合コーチ(カメラ・今成 良輔)

 巨人は18日、秋季宮崎キャンプで2度目のケース打撃を行った。10月のG球場練習から大久保博元打撃チーフコーチが発案した15項目のチーム打撃練習を継続しているが、雨天のため室内練習場で行われたこの日はフリー打撃形式での実戦編。内野手と走者をつけて「無死一塁」「3ボール2ストライク」など細かな状況を設定した中、約1時間半緊張感のある練習が行われた。

 川相総合コーチは「攻撃、守備、あとは走塁面。それぞれ課題を持ってずっと練習してきたことを実戦形式の中でどう対応するのかを見たかった。走攻守でそれなりのものは見せてくれたかなと思いますね」と評価。進塁打が必要な場面では何度もたたきつけた打球が右方向へ弾み、「1死三塁」では香月が外角の球に飛びついてスクイズを決めた。さらに守備でもケースに応じた声かけが徹底されるなど、来シーズンに向けた土台は着実に築かれつつある。

 チーム打撃練習は来春キャンプやシーズン中も継続して行われる予定。「実績がある人はたくさんいる。ここに参加しているメンバーはこれをやらないと1軍に残れない。2月に実戦があった時にビシッと決めて、役割をキチッとできるようにしてほしい」と川相コーチ。若手主体のキャンプメンバーには更なる成長を期待している。(後藤 亮太)

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