JOC山下会長、五輪汚職に「申し訳なく思っている」 再発防止のプロジェクトチームに期待

スポーツ報知
山下泰裕会長

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長が18日、都内で定例会見を開き、東京五輪・パラリンピックを巡って大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者が受託収賄容疑で起訴された事件について「非常に申し訳なく思っている」と謝罪した。

 山下氏は組織委で副会長を務めていた。その立場から「非常勤の役員であり、日常業務をしっかり把握するには限界があると思っている」とした上で、「理事会においてチェック機能が働かなかったことが大いなる反省点。日常業務全般の把握ができなければ理事会の役割、個々の理事の業務の責任をより明確にしていくことが必要」と語った。

 今後については「私の責任の取り方は、スポーツ界全体で再発防止に向けてこういうことが二度と起きない枠組みを作る。そのことが一番求められていると思う」と決意を表明。その一環として、スポーツ庁などと今後の大規模大会の運営におけるガバナンス体制のあり方を検討するプロジェクトチーム(PT)を設置し、この日は都内で初会合が開かれた。

 PTは弁護士、公認会計士、関係団体の幹部ら現時点で10人のメンバーで構成され、2030年冬季五輪招致を目指す札幌市、25年にデフリンピックを控える東京都、愛知県と名古屋市で共催する26年のアジア大会組織委もオブザーバーとして加わった。東京大会組織委元職員からのヒアリングも行い、来年1~2月をメドに指針をまとめるという。

 山下氏はPTの設置について「今後はその指針に沿って(大規模大会が)運営されていく。(東京大会の汚職事件を)二度とこういうことを起こしてはならないというスポーツ界全体の決意を示し、信頼回復のための1つだと思っている」と期待を寄せた。

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