広島の新井貴浩監督が18日、“盟友”黒田博樹氏が球団アドバイザー就任が決まったことに「うれしい、非常にうれしい。経験、技術はもちろんですけど、野球に対する取り組み方、また考え方というのは若い投手にとってはすごく勉強になると思いますので、非常に楽しみ」と声を弾ませた。
監督就任が決まった後、自ら球団と黒田氏本人にサポートを打診したという。「黒田さんはいてくれるだけで、いてくれて、若い投手から話を聞いて、また話をしていただけるだけですごく勉強になることが多いと思う。もちろん私もすごくうれしいですし、ファンの方もすごくうれしいと思います。また黒田さんがグラウンドに来られる姿を楽しみに待っているんじゃないかなと思います」。2人のタッグは、ともにチームの中心的存在としてリーグ優勝に導いた16年シーズン以来となる。
アドバイザーとしては、来春キャンプが初仕事になる見込みだ。“非常勤”ではあるが、1、2軍関係なく投手指導にあたり、キャンプ以降についても同様の役割を担うという。「自分から黒田さんに相談することアドバイスを求めることっていうのはキャンプだけじゃなく、シーズン中もあると思います」と幅広い面においてのサポートに期待した。