中日・後藤駿太外野手が18日、ナゴヤ球場での契約更改交渉に臨み、現状維持の2100万円(推定)でサインした。今季取得した海外FA権は行使せず、単年契約した。
竜で初の交渉を終えた後藤は「『ドラゴンズに感謝しているので、もっと頑張ります』と球団には伝えた。個人の成績よりチームにもっと貢献したかった」と振り返った。
今季途中に、石岡とのトレードで中日へ移籍。今季35試合に出場し、主に中堅の守備固めや代走として起用された。後藤は「監督やコーチから信頼してもらい、外野の一つのポジションをつかめるようにしたい。スタメンでも、守備だけでも、代走でも、代打でも、どのポジションでも、最大の準備をして100%の状態で試合に出たい」と意気込んだ。
古巣・オリックスの日本一には「7月までは一緒にやってた仲間なんで、自分がそこにいなくて悔しいという気持ちより、本当にすごいなという気持ちが強い。僕はドラゴンズで優勝がしたいですね」と気持ちを新たにした。