【神宮大会】山梨学院が逆転負けで初戦飾れず…右腕エース・林謙吾6失点、吉田洸二監督「課題が再確認できた」

スポーツ報知
9回無死、右越えに意地のソロ本塁打を放った山梨学院の星野泰輝(右)はナインにタッチで迎えられる(カメラ・泉 貫太)

◆第53回明治神宮野球大会第1日 ▽高校の部1回戦 山梨学院7―10英明(18日・神宮)

 秋の関東王者、山梨学院は、四国代表の英明(香川)に7―10で逆転負けし、初戦敗退となった。先発した最速139キロ右腕エース・林謙吾(2年)が、4―0とリードして迎えた6回に6安打の集中放火を浴びて、6失点で降板。後続の左腕・星野康輝投手(2年)も流れを変えられず、追加点を許した。

 吉田洸二監督(53)は「課題が再確認できた試合でした」と淡々と振り返った。林は関東大会で急成長を見せ、今大会から背番号「1」を与えられた。だが、スタミナがどこまで持つかは懸念されていた課題だった。

 前半は直球に変化球を織り交ぜて順調な投球を見せていたが、6回に入ると失速。持ち前の気合に体がついて来なくなった。苦手の左打者に甘く入った初球を狙い打ちされ「空振りが取れなくなったのが反省。自分のリズムが崩れてしまった」と振り返った。ただ、課題は明確なだけに「走り込み、投げ込みで全体的に体をつくっていかないと」と早くも克服に意欲を見せた。

 得点力不足を指摘されていた攻撃陣の奮闘は収穫だった。2回に7番・徳弘太陽外野手(2年)の中前適時打、4回には主将の1番・進藤天内野手(2年)の中前2点適時打などでリード。逆転されて5―10となった9回には、星野の右越えソロなどで2点を返し、なお1死満塁で逆転のチャンスをつくる粘り強さを見せた。

 一歩及ばなかったが、出場が確実となっている来春のセンバツに向け、吉田監督は「今後につながる試合だった」と手応え。進藤主将も「鍛え上げて全国で勝てるチームにしたい」と明るく意気込んだ。(甲斐 毅彦)

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