【巨人】「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」がスタート こどもの夢を支援

吉川尚輝
吉川尚輝

 巨人は18日、吉川尚輝内野手が貧困などを理由に夢を諦めざるをえない子供をなくす活動「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」を、スタートさせると発表した。

 現在、日本の子供の7人に1人が、その国の文化水準、生活水準と比較して困窮している相対的貧困の状態にあるとされており、ひとり親家庭に限ると、2人に1人が相対的貧困の状態にあると言われている。

 吉川は、そのような環境に置かれた子供たちにも夢をもって生きてほしいという思いから、「シーズンの公式戦で記録した得点数と盗塁数の合計×1万円」を、認定NPO法人フローレンスに寄付することに決めた。今年は得点64、盗塁16で、80万円となる。寄付金はフローレンスが行う「こども宅食」事業の活動に充てられる予定だ。

 以下、吉川のコメント。

「僕が子供の頃、一緒に野球をしていたチームメイトがいました。彼はとてもうまく、将来有望な選手でしたが、ある日突然、野球を辞めてしまいました。家庭の事情で野球を続けることができなくなったことは後から知りました。彼のように夢を諦めるしかない子供たちが日本に多くいることを知り、なんとか力になりたいと思いました。僕一人の力では全然足りないと思いますが、僕の活動をきっかけに支援の輪が広がり、多くの子供が夢を持ち続けられるような社会になるよう、僕自身は野球で頑張る姿を見せ続けたいです」

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