15日に優秀作品賞などが発表された「第64回 輝く!日本レコード大賞」。AKB48など秋元康氏(64)がプロデュースするグループが13年ぶりにノミネートされず、世間に衝撃を与えている。
AKB48は、2011年の「フライングゲット」でレコ大初受賞。前田敦子、大島優子ら名だたるメンバーが活躍した“黄金時代”の幕開けで、秋元氏も授賞式のステージに登場。号泣するメンバーを祝福した。そして翌12年も「真夏のSounds good!」で2連覇。史上初となる女性グループの連覇を達成するなど、レコ大に欠かせない存在となった。
その後も12年連続で優秀作品賞を受賞していたが、今年は落選。3代目総監督を務める向井地美音は自身のツイッターで「悲しい思いをさせてしまって、歴史を途切れさせてしまって、ごめんなさい」と謝罪し、メンバーの岡田奈々も「期待に応えられなくて、悔しさと申し訳なさと複雑な感情に心が埋め尽くされてます。自分たちの世代で歴史を途切れさせたこと、本当にごめんなさい」と投稿するなど、メンバーが謝罪する事態となった。
AKB48に限らず、乃木坂46をはじめとした“坂道グループ”からの選出もなく、ネットは「今年のレコ大は秋元康系全落か」「乃木坂46がレコード大賞にノミネートされなかったことより秋元康プロデュースのアイドルが選ばれなかったことに驚いている」「レコ大坂道グループどころか48グループも出れないんか…」とショックを受けるファンが続出。
また、「レコード大賞から秋元康のグループがいなくなり、紅白歌合戦からLDHがいなくなる2022年」と時代の節目を感じていた。