BMX佐々木元が日本勢初の世界チャンピオン アベックVの後輩を“日の丸姿”でお出迎え

スポーツ報知
自転車の世界選手権BMXフリースタイル・パークを制した中村輪夢(左)とフラットランドを制した佐々木元(カメラ・大谷 翔太)

 自転車の世界選手権(アブダビ)BMXフラットランド男子で初優勝を飾った佐々木元が15日、成田空港で取材に応じた。

 過去に表彰台に登った経験はあったが、初めてつかんだ金メダル。世界王者が着用する虹色のジャージー姿で「実際に自分が着てみて、君が代が表彰台で流れた時にすごい、湧き上がってきて。ずっと一日中、これを着てた。もううれしくて、その日はずっと着てましたね」と満面の笑みを浮かべた。

 この日は同大会のフリースタイル・パーク男子で同じく日本初の世界王者となった中村輪夢(ウイングアーク1st)ら代表勢が帰国。競技日程の関係で先に帰国していた佐々木は、空港ロビーで出迎えた。迎えの連絡を連盟関係者から受けた後、佐々木は「先に帰った人間が、どの顔で出迎えたらいいんだろう…」と考えをめぐらせた。前日から夜通しで考え、出た答えは「精いっぱい応援していた、という気持ち」を全面に伝えるコスプレだった。

 自身の顔を真っ赤に塗り、真っ白なボードの真ん中に穴を空けてはめて日の丸を表現。他のボードには祝福のメッセージを書き、中村らを出迎えた。37歳の先輩の姿に、ロビーから出てきた中村は爆笑。「世界チャンピオンが何してんねん!」とツッコミつつ、「うれしいですね」と、目尻を下げた。

 この日は早朝5時から練習し、空港に駆けつけたという佐々木。サプライズには「大成功」と満足そうに笑った。「BMXって、そういう仲間の思いやりがすごくあるスポーツだと思うので。そういう所を下に伝えるために、やるときはやるぞ、って」。ともに切磋琢磨(せっさたくま)する仲間のために一肌脱いだ。

 BMXのフラットランドは、レースなどと違ってオリンピック種目ではない。それでも日本の第一人者は「自分がオリンピック種目になるまでは絶対に引退はしないと決めているので。あと6年後には、(五輪種目に)なっていると思うので。その時にも日本人が活躍できるようにやっていけたら」と、さわやかに語った。

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