【巨人】丸佳浩という絶対的な存在がいる今だからこそ…ドラ2萩尾匡也と増田陸センター争い構想

スポーツ報知
外野挑戦を本格化させた増田陸

 巨人の原辰徳監督(64)が15日、スポーツ報知のYouTube「報知プロ野球チャンネル」に出演し、来季に向けた外野陣の構想を明かした。これまで不動の中堅手だった丸佳浩外野手(33)を右翼に置き、内野手登録の増田陸(22)、ドラフト2位の萩尾匡也外野手(21)=慶大=らで中堅のポジションを争わせるプラン。ここに秋広やドラフト1位の浅野も絡んでくる可能性があり、ヤングGによるし烈なセンター争いが勃発しそうだ。

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 原監督はセンターラインを最重視している。現時点で最も力のある外野手は間違いなく丸だが、丸が5年後、10年後に今と同じパフォーマンスを発揮できるかは分からない。数年先の未来に丸クラスの最強中堅手を据えるためには、今のうちに発掘、育成に乗り出す必要がある。

 候補に挙がるのは増田陸、萩尾、秋広、そして浅野ら。もちろん短期間で一流の中堅手になれれば最高だが、若さを考えれば、ある程度は長い目で成長を待つこともできる。丸という絶対的な存在がいる今だからこそ、思い切ったチャレンジが可能なのだろう。

 後継者というだけでなく、丸にとってもプラスはありそうだ。両翼のカバーも求められる守備面での負担は小さくなく、いずれ打撃面にも影響を及ぼしかねない。7年連続で20本塁打以上と実力は健在だが、その力を存分に発揮し続けるための後押しにもなりそうだ。

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