【舞いあがれ！】舞の「禁じ手」使った大学中退にネット賛否「それだけは言われたくない」「親の夢を…」

　女優の福原遥がヒロインを務めるＮＨＫ連続テレビ小説「舞いあがれ！」（月～土曜・午前８時）の第３１話が１４日、放送された。舞（福原遥）はついに父の浩太（高橋克典）と母のめぐみ（永作博美）に、旅客機のパイロットになりたい夢を打ち明けたが…。（以下、ネタバレがあります。ご注意ください）

　舞は人力飛行機で飛んだことをきっかけに、旅客機のパイロットになりたい夢を抱いた。なかなか親に言えずにいたが、ついに告白。「お願いします、航空学校に行かせてください」と頭を下げた。

　浩太は「いきなりそんなこと言われても…」と困惑。舞は今年受験する準備を進めていることを明かすと、２人の表情は一変。めぐみは「中退！？そんな…。中退って…。『はい、そうですか』って聞けるわけあらへんやろ。お母ちゃん、大学はちゃんと卒業してほしい」と反対した。

　めぐみは続けて「あんた、ずっと飛行機作りたいって言うてきたやん。お父ちゃんも楽しみにしてんねんで。『お父ちゃんが作った部品を、舞が作る飛行機に乗せるんや。もう少しやなぁ』って…」と舞を応援してきた旨を伝えながら「せやから、大学はちゃんと卒業してほしい」と改めて話した。

　すると舞は、めぐみが大学を中退して浩太と駆け落ちした過去を持ち出す。「お母ちゃんだって、お父ちゃんと出会って大学中退したんやろ？その気持ちに間違いなかったんやないの？」と“攻撃”。ショックな表情を浮かべるめぐみを前に、舞は「お母ちゃんが反対なのは分かった。けど、諦めることはできへん」と部屋を出ていってしまった。

　この様子を見たファンは「舞ちゃんにしたら今を逃したら…って言う気持ちなんだろうなぁ… 」「お母さんは航空学校に行きたいってことに反対してるんじゃなくて、大学を中退したいってことに反対してるわけでしょ？そりゃ学費出してきてるのは親なんだから、そう簡単に賛成は出来ないだろうね」「『お母ちゃんかて大学中退したやん』は、説得材料として準備はしていたけど、禁じ手だって舞ちゃんは分かってたんだよね…」「お母ちゃんはそれだけは言われたくないんよ。ましてや娘からは」と複雑。ツイッターでは「大学中退」がトレンド入りするなど賛否が渦巻いた。

　また「お母さん、大学を卒業して欲しいのは分からなくはないけど、部品云々の親の夢を子供に押し付けてる感じがなんかなあ…経済的余裕ないとかじゃない限りここまで真剣に目指してるものなら応援してあげればいいのにと思ってしまう」と舞の背中を押す声や、「お母ちゃん、『大学を中退してお父ちゃんと結婚した事』は後悔してなくても『大学を中退した事』そのものは後悔してるんだろうな…」「中退したこと、後悔することもあったんだろうな。現実問題、途中でパイロット挫折したら学歴は高卒になってしまうからね」とめぐみに賛同する意見も多く寄せられた。