緑黄色社会が結成10周年で紅白初出場内定…9月武道館実現 男女4人組バンド

緑黄色社会
緑黄色社会

 男女4人組バンド「緑黄色社会」が、大みそかの第73回NHK紅白歌合戦(後7時半)への初出場が内定したことが12日、スポーツ報知の取材で分かった。紅組での出場になる。

 ここ数年“ネクストブレイク”と注目されてきた緑黄色社会が、結成10周年の節目に大輪の花を咲かせた。

 代表曲「Mela!」(20年、アルバム「SINGALONG」収録)が、日本テレビ系「スッキリ」の「ひとつになろうダンスONEプロジェクト」の課題曲に起用されて大きな反響を呼び、幅広い世代に浸透。ストリーミングの再生回数は2億4000万回を突破する大ヒットになっている。

 結成10周年イヤーの今年は例年以上に精力的に活動した。1月にアルバム「Actor」をリリース。3月からバンド最大規模の全国ツアー(全20公演)を開催した。結成記念日の7月4日に配信シングル「ブレス」を発表。9月に念願だった初の日本武道館公演を実現させた。

 透明感と力強さを備えたボーカル・長屋晴子(27)の歌声が魅力。結成当初は長屋とギターの小林壱誓(26)が主に楽曲制作を手掛けていたが、高校の同級生を中心とした4人全員が楽曲制作に携わることも武器の一つ。男女混合グループならではの歌詞のバリエーション、ポップセンスが同世代から高く支持されている。同局関係者は「若い世代の支持もある。ストリーミングの再生回数などのデジタル実績も十分だ」と説明した。

 ◆緑黄色社会 同級生の長屋晴子(ボーカル)、小林壱誓(ギター)、peppe(26、キーボード)と小林の幼なじみの穴見真吾(24、ベース)の4人組。12年に結成し、13年の音楽コンテスト「閃光ライオット」で準グランプリ。バンド名は結成時、長屋が手にしていた緑黄色野菜ジュースがヒントに。略称はリョクシャカ。

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