【準硬式野球】13日に甲子園で日本一決定戦 東日本選抜・中島健輔主将「歴史に残る一戦に」

スポーツ報知
東日本選抜の主将を務める日大・中島健輔

 「全日本大学準硬式野球 東西対抗日本一決定戦甲子園大会」(報知新聞社など後援)が13日、阪神甲子園球場で行われる(午前9時から阪神タイガースWomen対全日本大学女子選抜戦を開催。ともに入場無料)。

 “見た目は軟球も中身は硬球”とよく表現されるボールを使用する準硬式野球。約280校が加盟する全日本大学連盟の選手の中には甲子園出場経験者は珍しくなく、近年では西武・大曲錬投手(福岡大)、王子製紙・高島泰都投手(明大)らプロ野球、社会人野球に進む選手もいるなどレベルは高い。一方で硬式野球未経験者も多くプレーしており、文武両道をまっとうしながら充実した大学生活を送れることも大きな魅力だ。

 今大会は一人でも多くの人たちに準硬式野球の魅力を知ってもらおうと、新型コロナ感染防止策を万全に講じた上で入場無料とし、初めて聖地での”東西対抗オールスター戦”を開催。厳しい選考を経て選出された東日本選抜をまとめる中島健輔主将(日大3年=日大鶴ヶ丘)に、卒業後の進路を考えている高校球児の参考になるような準硬式野球の魅力、抱負を聞いた。

―大会がいよいよ明日に近づいてきました。

 「準硬式野球初の甲子園での開催に主将として出場できるので、歴史に残る一戦にしたいです」

―高校時代の成績は?

 「1年秋からベンチ入りさせてもらい、高2夏は西東京大会決勝で敗れて準優勝。高3では準々決勝で敗れました」

―それだけに、甲子園でプレーできる喜びは大きいのでは。

 「野球を始めた時から甲子園でプレーすることが夢でした。高校での時、あと一歩のところでかなえられなかった夢を実現することができてとてもうれしいです」

―強豪校でプレーしていれば、大学でも硬式を続ける選択肢があったのでは?

 「高校の先輩がJAPANのユニホームを着て選抜チームに選ばれていたので、それにあこがれて入りました。また、硬式に進むより準硬式に進んだ方が試合にも出られて活躍できると選びました」

―準硬式に転向してよかったところは?

 「もう一度本気で野球に取り組めた点です。高校時代に悔いが残っていても、大学の準硬式野球で挽回できると思います。私自身も高校で甲子園に出られず悔しい思いをしましたが、大学で準硬式野球部に入部してからは1年生の時から試合にも出られて、この夏は全日本大学選手権で7年ぶり6度目の優勝を果たしました。こういった感動を味わえるのは、準硬式野球だけしかないと思います!」

―東日本選抜は日大だけでなく中大、早大、法大の関東勢に中京大といった強豪校の選手が名を連ね、まさにオールスターといえるメンバーがそろいました。

 「特長は投手力です。149キロの慶大・日比谷、148キロの筑波大・橋本、147キロの中京大・道崎と140キロ超の好投手がそろいました」(一般的に準硬式球は硬球より縫い目に指がかかりづらいことから、球速が5キロ前後落ちるとされている。つまり、準硬式球の149キロは硬球の154キロに相当するくらいの速さになる)

―甲子園ではどういうプレーを見せたいですか?

 「出塁率の高さが持ち味なので、ストライクとボールをしっかり見極めて、まずはあこがれだった甲子園で安打をヒットを打ちたいです!」

◇東日本選抜メンバー(米崎寛監督=日大)

【投手】

菊永 陽(中京大4年=成章)177センチ、76キロ。右投右打。MAX145キロの直球に多彩な変化球を織り交ぜ、今春リーグ戦の防御率は0.00。

石井 竜弥(中大3年=浦和学院)170センチ、68キロ。左投左打。MAX143キロのリーグ戦14勝左腕。大学準硬式トップクラスのサウスポー。

山崎 陽平(帝京大3年=横浜隼人)174センチ、76キロ。右投右打。MAX143キロのキレのあるツーシームで胸元をえぐるセットアッパー。

日比谷 元樹(慶大3年=慶応)180センチ、78キロ。右投右打。MAX149キロを誇る大学準硬式野球界のプリンス。

道崎 亮太(中京大3年=東邦)176センチ、81キロ。MAX147キロを誇る不動の守護神。

平野 駿(北大3年=浜松西)169センチ、68キロ。右投右打。MAX142キロで的を絞らせないクレバーな投球術が持ち味。橋本 剛石(筑波大2年=市立浦和)175センチ、74キロ。右投右打。MAX148キロの本格派右腕。

藤中 壮太(法大2年=鳴門)170センチ、72キロ。右投右打。東京六大学ナンバー1右腕。2020年徳島県代替大会優勝投手。

松屋 駿(北海学園大2年=岩内)167センチ、66キロ。左投左打。MAX139キロのピンチを断ち切れる貴重なのセットアッパー。

【捕手】

沢野 智哉(法大3年=国士舘)170センチ、70キロ。右投右打。沈着冷静なリードで投手を引き立てる。

東 海新(東海大3年=平塚学園)177センチ、75キロ。右投左打。好機に強いに打撃で、今春東都リーグ盗塁阻止率ナンバー1の強肩。

大原 健我(仙台大3年=柴田)175センチ、88キロ。右投右打。全日本大会で本塁打を放ったチームのムードメーカー。

【内野手】

石田 周作(横浜国大4年=済々黌)168センチ、65キロ。リーグ戦3季首位打者で大学成績上位10%以内の文武両道選手。

中根 健太(中京大4年=至学館)172センチ、66キロ。右投左打。1年時次から6季連続リーグ優勝に貢献。

新井 健太(早大4年=早大学院)170センチ、65キロ。リーグ戦打率4割超の早大主将。

山形 祐介(名城大4年=栄徳)163センチ、61キロ。右投右打。華麗なフットワークと強肩が魅力のユーティリティプレイヤー。

中島 健輔(日大3年=日大鶴ヶ丘)174センチ、76キロ。左投左打。リーグ戦出塁率5割超で長打力もある恐怖の2番打者。今大会の主将。

吉野 剛史(立大3年=蕨))168センチ、65キロ。Twitterを駆使して準硬式野球の魅力を広める六大学リーグ首位打者。

神部 虎太郎(東北大3年=仙台三)172センチ、69キロ。右投右打。生涯文武両道の国立大学生。

ー保坂 将輝(亜大2年=聖隷クリストファー)174センチ、77キロ。右投左打。誰よりも元気な2020年静岡県代替大会優勝レギュラー。

永井 克樹(明大4年=広陵)167センチ、72キロ。右投右打。2017年夏の甲子園準優勝メンバーで六大学を代表する4番。【外野手】

梶田 健斗(愛知大4年=東邦)179センチ、75キロ。右投左打。打率6割1分5厘でリーグ戦首位打者を獲得した甲子園経験者。

荻原 将太(北星学園大4年=札幌大谷)163センチ、61キロ。右投右打。小柄ながら大学通算17本塁打を誇る北海道のスター。

嶋田 友(東北学院大3年=浦和学院)179センチ、75キロ。左投左打。野球IDの高さを誇る伝統校の主将。

中村 哉太(専大2年=専大松戸)176センチ、73キロ。右投右打。幼少期の難病を克服し、野球ができる喜びをプレーで表現する長距離打者。

※今大会の詳細などは全日本大学準硬式野球連盟の公式HP https://junkoh.jp/から。

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