陽気な音楽で楽しむ武道「カポエイラGE」(札幌市)…北海道で活躍するチームなど紹介

スポーツ報知
老若男女、幅広い年代の人が通うカポエイラGE

 陽気な音楽に合わせ、体を自由自在に動かすスクール生たち。本場のブラジル留学でカポエイラを学び、道内で唯一、国内でも約20人しかいない「準師範代」の資格を持つ岩込勇樹代表(41)の指導の下、「楽しむ」をモットーに明るい雰囲気で日々の練習が行われている。

 ブラジル発祥と言われているカポエイラ。格闘技と護身術から生まれた勝ち負けのない武道だ。アクロバティックな技を繰り出し、相手と歯車のように動きをかみ合わせて闘う。同スクールには初心者も多く、黒川翔太さん(19)は昨年7月に競技を始めたばかり。漫画「バトゥーキ」を見て興味を持ち、スクールへの入会を決めた。週2回の練習は欠かさず出席しており、「どんどん新しいテクニックを覚えることができる。カポエイラなしでは生きていけない」とドハマリ中だ。

 岩込代表が「相手のことを考えながら、体全体で行う『無言の対話』。誰でも対等に戦える」と言うように、スクール生の年代は9~50歳と幅広い。男女約30人が日々汗を流しており「興味のある方は気軽に体験に来てほしい」と話した。

 ◆カポエイラGE 21年スタート。札幌市東区役所に併設されている東区民センターで毎週火、木曜日夜に活動し、初心者と一般の2クラスに分かれている。札幌市出身の岩込代表は高校卒業後の00年にメキシコでカポエイラを知り、03年から計2年間ブラジルで技術を学んだ。入会希望者は岩込代表まで(080―6096―4346)。

 ※新型コロナウイルス感染対策を十分行って活動しています。集合写真の時だけマスクを外しています。

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