木村拓哉、9年ぶり月9!最多11度目主演…来年4月期「教場」シリーズ連ドラ化「月9の空気全部入れ替わる」

来年4月のフジテレビ系ドラマ「風間公親-教場0-」に主演する木村拓哉
来年4月のフジテレビ系ドラマ「風間公親-教場0-」に主演する木村拓哉

 俳優の木村拓哉(49)が主演するフジテレビ系ドラマシリーズ「教場」が、来年4月期に「風間公親―教場0―」のタイトルで月9枠で連続ドラマ化されることが9日、分かった。

 長岡弘樹氏の同名ベストセラー小説が原作で、2020年から2年連続で新春スペシャルドラマとして放送された作品。木村が演じる白髪、色つき眼鏡、白手袋で冷酷無比な警察学校の教官・風間公親は、それまで演じてきたヒーロー像と対極で、新境地を切り開いた。

 今作では、風間が警察学校に赴任する以前に“刑事指導者”として新人刑事教育を担当していた時代を描き、冷徹な人格が形成されていった理由が明らかになる。木村は「あの“教場”という特別な空間である警察学校の中だからこそ成り立っていた風間公親という存在が、皆さんが行き交う一般社会の中にいる場合、この描き方が難しいと思っていたんですが、そこは中江(功)監督といろいろと話をして、詰めている途中です」と明かした。

 木村がフジテレビ系ドラマの看板枠である「月9」に主演するのは、14年「HERO」第2シリーズ以来9年ぶり。「今回の連ドラ化は思い切った試みだとは思うんですが、その曜日のその時間帯で、『こういうのをやって大丈夫なんですか?』という作品を作ることになると思うので、いろんな意味で皆さんに驚いていただけたら面白いかな」と話した。

 「ロングバケーション」(96年)や「ラブジェネレーション」(97年)で数々の伝説を築いた木村にとって、自身の持つ最多記録を更新する11度目の「月9」。

 「月曜9時の、その空気は自分も吸わせてもらったことがあるんですけど、ちょっと大げさな言い方になってしまうかもしれませんが、“フジの月9”っていうあの空気は、今回全部入れ替わると思います」と力強い言葉を残した。

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