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横浜FM黒沢良二社長 退任の花道となったリーグ優勝振り返る「継続性を大事にしたかった」…総括会見

約4年半の在任で2度のリーグ優勝を成し遂げた横浜FMの黒沢良二社長
約4年半の在任で2度のリーグ優勝を成し遂げた横浜FMの黒沢良二社長

 3季ぶり5度目のJ1優勝を果たした横浜FMの黒沢良二代表取締役社長が8日、横浜市内の本社で取材に応じ、約4年半にわたる在任期間を振り返った。今季のリーグ制覇にも「”誰が出てもマリノス”を確立してくれた。非常にいい内容で最後も勝てて良かった」と喜び。黒沢社長は11月30日での退任が発表されている。

 黒沢社長は東京農工大出身で、1981年に日産自動車に入社。2018年7月に横浜FM社長に就任した。ポステコグルー前監督の就任1季目で、同年はJ1参入プレーオフに回る16位と同じ勝ち点で12位と苦しんだ。しかし、去就についての声も上がったが、19年はその可能性を信じ、続投を決断。「面白いサッカーを彼はできると思った。アタッキングフットボールでないとダメだと。一か八かだったけど、継続性を大事にしたかった」

 ポステコグルー前監督率いるチームは攻撃サッカーで19年に15シーズンぶりのJ1制覇を成し遂げた。今シーズンは「アタッキングフットボールというよりどころ、アイデンティティにどんな時も立ち返ることができた」とスタイルを継承し、成熟させたマスカット監督の指揮の下、王座奪還に成功。「思いが同じ監督がいて、ラッキーだった。運もあったかなと思うけど、運を引き寄せる行動はしてきた。優秀なスタッフもいる。できる可能性があると信じながらやってきた」。2人の監督をはじめ、選手やスタッフへの感謝を言葉にした。

 常に心がけたのは「サッカークラブであることを忘れてはいけない」こと。仕事の関係で05~11年はスペイン・バルセロナに在住していた黒沢社長は、世界最高峰のサッカーに魅了された。「サッカーには力がある。面白いサッカーがいい、というのは僕のポリシー」とサッカー愛にあふれる黒沢社長は目を輝かせながら力説。「お金を儲ける優秀な会社であることがクラブの価値になるわけではない。それより見ていてワクワクするいい試合をして、結果も出れば、いろんなマーケティングがついてくる。方向性はぶれずに示せたかなと思う」と話す。

 クラブの掲げる理念に基づき、チームだけでなく、スポンサー獲得など、会社全体のビジネスにおいても多方面で積極性が光った。ビジネスでは”見える化”を強く意識。コロナ禍での在任期間も長く、スタジアムの集客に関しては「もう少し(観客を)入れたかったとは思うけど、ベストは尽くせた」と本音も出たが、様々な制限のある中で尽力。クラブを支える企業やサポーターに向けても「素晴らしい方々が多くて、いいサッカーをすることで喜んでくれて、泣いてくれて、感動するくらい素晴らしい。マリノスに共感する人も増えてきて、好循環に入ってきた」と感謝を伝えた。

 16年以降チームは複数の練習場を使用してきたが、来年1月にはホームタウンである横須賀市内にクラブハウス付きの練習場が完成する。拠点を持って活動できることは、大きなプラスだ。期待感を持っており、「これまで毎回用具を動かさなくてはならず、練習場によって芝生の長さや状態もバラバラだった。それらがなくなるのはいいこと。環境は確実に良くなると思う」とうなずいた。

 11月末までは「一生懸命働きますよ」と気合十分の姿勢を見せた黒沢社長。「来年の新体制に向けても準備はしている。いいチームが、ずっと続けられれば」と、柔和な表情を浮かべてクラブの発展を心から願っていた。

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