ミズノの50億円施設が完成 各種競技の計測・用具製造・テストが1か所で 飯塚翔太「貴重なデータが測れる」

ミズノのイノベーションセンターのお披露目式の参加者(左から飯塚翔太、ディーン元気、児玉芽生、水野明人社長、名古屋の永井謙佑、内田宅哉、甲田英将)
ミズノのイノベーションセンターのお披露目式の参加者(左から飯塚翔太、ディーン元気、児玉芽生、水野明人社長、名古屋の永井謙佑、内田宅哉、甲田英将)
ミズノのイノベーションセンターのお披露目式に参加した飯塚翔太と児玉芽生。モーションキャプチャーを装着してデータ計測をした
ミズノのイノベーションセンターのお披露目式に参加した飯塚翔太と児玉芽生。モーションキャプチャーを装着してデータ計測をした
ミズノの開発拠点「ミズノ エンジン」の全景
ミズノの開発拠点「ミズノ エンジン」の全景

 総合スポーツメーカーのミズノは8日、大阪・住之江区の大阪本社横に、研究開発拠点として建設したイノベーションセンター「ミズノ エンジン」のお披露目会を行い、2016年リオ五輪陸上400メートルリレーで銀メダルを獲得した飯塚翔太、やり投げのディーン元気ら所属選手が出席した。

 総工費50億円をかけて、様々な競技に対応した「はかる」「つくる」「ためす」ための特殊設備が、本社横の1か所に集まった。計測用に3Dボディスキャナーやハイスピードカメラ、テスト用に90メートルのトラックやマーカーレスの動作解析システムを備えた体育館があり、同じ施設内に3Dプリンター、圧着機などを完備。これまでは本社内の施設では限界があり、素材作りやデータ測定は外部に依頼することも多かった。同社グローバル研究開発部の佐藤夏樹部長によると、「ひとつの試作品に2か月ほどかけて、それを(修正を)3、4回転して作り上げていた」という状況から「1、2日ですぐに試すことができて、すぐに作り直せる。(修正を)何十回転もできる」と胸を張った。

 トラックでフォーム計測を行った飯塚は「90メートルもあると、トップスピードに乗って貴重なデータが測れる。それが数字として出ると、“正解”にたどり着きやすい」と歓迎。施設名には、原動力を象徴する「ENGINE」と、チームワークを象徴する「円陣」の2つの意味が掛け合わされているという。水野明人社長は「今までは開発メンバーだけで作り上げていたが、この拠点ができたことで全社員が参画できる」と、本社横という立地で様々な社員からのアイデアに期待をかけた。

 ◆「ミズノ エンジン」の主な設備

【はかる】3Dボディスキャナー、ハイスピードカメラ、マーカーレス動作解析システム、筋力測定、筋電計測、超音波エコー、3D足形計測、フォースプレート付トレッドミル、呼気ガス計測

【つくる】3Dプリンター、グラインダー、NC加工機、圧着機、塗装ブース、加熱プレス機、ニーダー、射出成型機、樹脂練り機

【ためす】90メートルトラック、体育館、テニスコート(ハード)、野球マウンド

ミズノのイノベーションセンターのお披露目式の参加者(左から飯塚翔太、ディーン元気、児玉芽生、水野明人社長、名古屋の永井謙佑、内田宅哉、甲田英将)
ミズノのイノベーションセンターのお披露目式に参加した飯塚翔太と児玉芽生。モーションキャプチャーを装着してデータ計測をした
ミズノの開発拠点「ミズノ エンジン」の全景
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