西武にドラフト6位で指名された大阪ガス・児玉亮涼内野手が7日、兵庫・西宮市の同社今津総合グラウンドクラブハウスで担当の後藤光貴編成グループ育成アマチュア担当に指名あいさつを受けた。
社会人野球の日本選手権に出場していたために、この日の指名あいさつとなったが「後藤さんとお話をしてプロ野球選手になるんだという実感が湧いてきました」と言葉をかみしめた。166センチ、65キロとプロでは小柄な部類に入るが、九産大では侍ジャパン大学日本代表にも選ばれ、堅実で守備範囲の広い守りは社会人屈指。後藤スカウトは「小柄ながら野球勘に優れた高いレベルの選手です。打撃もコンパクトながら広角に打てるところが魅力」と評価する。
後藤は「僕の持ち味である堅実な守備でライオンズに貢献していきたいという気持ちになりました。積極的な走塁にも自信があるので守って走って、がむしゃらに1点を取っていきたいと思います。開幕1軍を目指すことはもちろん、試合に出場できるよう頑張ります」と誓った。