【大学野球】慶大・前田ジュニアが2回2安打無失点の好救援 清原ジュニアは4打数1安打

スポーツ報知
7回から登板した慶大の前田晃宏

◆東京六大学 新人戦第1日 Bブロック▽明大10―4慶大(7日・神宮)

 慶大は明大に4―10で敗戦。元広島で通算2119安打をマークした前田智徳氏(50)の次男・前田晃宏投手(1年=慶応)は7回から中継ぎで登板し、2回2安打無失点と好救援を見せた。西武や巨人などで活躍した清原和博氏(55)の長男・正吾内野手(2年=慶応)は「7番・一塁」で先発出場し4打数1安打だった。

 春からの成長を実感した。6日に行われた早慶戦2回戦から連投となった前田晃は「3連投することを想定して練習している。出力は落ちたけどよかったと思う」と2イニングを無失点に抑え、納得の表情を見せた。早慶戦では、4回2死一塁で西武からドラフト1位指名を受けた蛭間拓哉中堅手(4年=浦和学院)を一ゴロに打ち取り、1回2/31安打無失点と好投。「早慶戦は普段の試合とは雰囲気が違って、そこで投げられたのはすごい経験になった。今後にいきる」と力に変えた。

 前日(6日)の早慶戦でリーグ戦デビューを果たした清原は、一塁ベンチ上から父が見守る中、4回一、二塁から左前に安打を放ち一時同点となる適時二塁打につないだが、大敗。自身の結果に「納得がいっていないです」と首をかしげた。

 リーグ戦終了後は大粒の涙を流し、4年生との別れを惜しんだ清原。「今までかわいがってくれてありがとうございました。お疲れさまです」と言葉を交わしたという。「昨日の悔しさは絶対に忘れない。来年、再来年も絶対に忘れない。この悔しさを力に変えていきたい」。さらなる成長を誓った。

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