【巨人】ドラ２萩尾匡也３冠王と慶大完全Ｖへ「大事なところで一本打つ」

　東京六大学秋季リーグ戦は、５日から優勝のかかった早慶戦が神宮球場で行われる。勝ち点４の慶大は、勝ち点を挙げれば２季ぶり４０度目の優勝。勝ち点を落とすと明大の春秋連覇が決まる。巨人からドラフト２位指名を受けた慶大・萩尾匡也外野手（４年）は、完全優勝と同大学では戦後７人目となる３冠王を狙う。

　打率４割２分９厘、１７打点、本塁打は明大・宗山塁遊撃手（２年）と並ぶ４本で打撃３冠を快走中。レギュラーをつかんだのは３年春で、「（３冠は）すごく難しいことだと思っていました」と振り返る。憧れのタイトルが目前に迫るが「そこまで意識はしていないかな…。数字より勝ちが気になっています」と、チームの優勝に集中する。今春の早慶戦２戦目では決勝３ランを放つなど、相性は抜群。「大事なところで一本打てれば」と３冠王＆完全Ｖへ力を込めた。（内藤　菜月）