イチロー氏、女子野球発展願う 高校野球女子選抜とのエキシビションマッチ後に女子高生へ1時間講義

スポーツ報知
試合後、イチロー氏や松坂大輔氏とともに写真に納まる両軍ナイン(カメラ・軍司 敦史)

 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)が3日、自身が率いる草野球チーム「イチロー選抜KOBE CHIBEN」のエースとして東京Dで高校野球女子選抜とのエキシビションマッチを行った。試合後にはナイン20人に、約1時間の“青空講義”をして、女子野球発展を祈った。

 イチロー氏のトークはどこまでも止まらなかった。試合後、女子ナインが三塁ベンチに腰かけると、グラウンドに座って講義スタート。「おじさん、疲れたよ」と苦笑いしながらも、ナインの質問に丁寧に答えた。これまでも高校野球チームの臨時コーチを務めてきたイチロー氏。「女子高生たちにとって、今後このゲームが目標になるような、そういう取り組みでありたいと思っている」と経験を伝えることを惜しまなかった。

 試合では「9番・投手」で先発。9回131球を投げて、2安打1失点14奪三振。最速134キロもマークした。打撃では4打数無安打だったが「19年の(マリナーズでの)引退の試合が東京ドーム。帰ってこられて感無量」。昨季はほっともっとフィールド神戸で行ったが、今季は東京Dを用意。外野席では習志野、東海大高輪台の吹奏楽部が美爆音を響かせ、1万6272人の観客が集まりテレビ中継もされた。イチロー氏は「女子野球盛り上がってほしいなぁ」と願っていた。(安藤 宏太)

◆「すごい心に刺さった」

 〇…2年連続の対戦となった高校野球女子選抜は、初回に福知山成美・森崎杏内野手(3年)の右中間を破る適時三塁打で先取点を奪ったが、1回裏に逆転されて完敗した。試合後のイチロー氏の講義では、メモを取りながら聞き入ったナイン。森崎は「継続する大切さなどがすごい心に刺さった。もっと自分も頑張らないといけないと思った」と感謝しながら「一生忘れない。すごいいい経験になった」と目を輝かせていた。

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