イチロー氏が高校野球女子選抜ナインに約1時間の“青空講義”「女子野球盛り上がって欲しいなぁ」

スポーツ報知
6回1死二、三塁、第3打席に入るイチロー(カメラ・軍司 敦史)

◆エキシビションマッチ SATO presents 高校野球女子選抜1―7イチロー選抜KOBE CHIBEN(3日・東京ドーム)

 マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(49)が「9番・投手」、昨季限りで引退した松坂大輔氏(42)が「4番・遊撃」でスタメン出場した高校野球女子選抜とのエキシビションマッチは、イチロー氏が9回131球で2安打1失点、14奪三振で完投勝利。打っては8回無死満塁で一併打に倒れるなど4打数無安打だったが、最速は134キロをマークした。初参戦だった松坂氏は4打数3安打1打点で遊撃の守備でも好守を連発した。

 試合後には三塁ベンチに腰をかけた20人のナインを間に、グラウンドに座って約1時間、“青空講義”を行ったイチロー氏。女子野球のレベルの高さに驚き「最初はストレートだけでと思ったけどすぐに無理だと。ビックリしました」とスライダーなどの変化球も交えた。147球を投げて右脚をつった1年前の対戦後は「生まれて初めて肩を壊した。ひょっとしたら投げられないかもと思った。このくらい投げられるようになったのは8月中旬くらい」と明かした。

 講義の中ではナインから様々な質問に答えた。苦手な投手に対しては、かつて自身が松坂氏に抑え込まれながらスライダーを本塁打した経験を振り返りながら「相手のベストピッチをたたくこと」などと説いた。自身の長所について問われると悩みながらも「信じたことを続けられる能力はある」などと答えた。

 試合後のインタビューでは「何より大事なことは、女子高生たちにとって、3年生たちにとって、今後このゲームが目標になるようなそういう取り組みでありたいと思っている」と答えていたイチロー氏。「肩痛いなー」と苦笑いしながらも、「女子野球盛り上がって欲しいなぁ」と願っていた。

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