【明日の金ロー】犬のかわいさはもちろん、前作より人間ドラマが増した「僕のワンダフル・ジャーニー」

スポーツ報知
犬と人間との強い絆が描かれる「僕のワンダフル・ジャーニー」(C)2019 Universal City Studios Productions LLLP and Storyteller Distribution Co. LLC. All Rights Reserved.

 4日の金曜ロードショー(後9時)は、2017年に公開され、世界中の犬好きを中心に感動の涙をあふれさせた「僕のワンダフル・ライフ」の続編「僕のワンダフル・ジャーニー」(19年)を放送。第2作ではあるものの、ストーリーは前作と直接はつながっていないので、「―ワンダフル・ライフ」を見ていなくても楽しむことができる。

 イーサン(デニス・クエイド)に子供の時にかわいがられていた犬のベイリーは、大好きなイーサンに会うために3回生まれ変わり、ついに再会することができた(ここまでが前作の内容)。月日が過ぎ、ベイリーはイーサンと妻のハンナ、孫娘のCJと幸せに暮らしていたが、ある日、CJの母・グロリアがCJを連れて家を出て行ってしまう。

 ベイリーは人生ならぬ次の”犬生”ではCJを見付け出し、そばで見守っていくことをイーサンと約束。やがて、モリーとして生まれ変わったベイリーは、CJと再会し、親友となるが…。

 「―ワンダフル・ライフ」では、ベイリーが再会までに何人かの飼い主を渡り歩き、最後でついにイーサンと再会した。だが、今回のベイリーは、モリーに生まれ変わってすぐに、しかも簡単にCJを見付けてしまう。その点で、前作を知っている人は「あれ、もう出会っちゃったの?」と感じるかもしれない。

 ただ、出会うまでの過程を描く前作とは異なり、今作は「人間の絆」に重きを置いた作り。ベイリーがどんな”冒険”をするのか楽しみにしている人にはちょっと物足りないかもしれないが、家族の大切さや真の友人、恋人とは何かをジンワリとかみ締めたい人にとっては、今作の方が心に響くのではないだろうか。

 ところで、「前世の記憶を持ったまま転生する」という物語は、記者のイメージでは映画でいうと本作のような心温まる感動作というよりも、サスペンスやSFものが多いような気がする。そんな、多々ある「転生もの」の中で記者が最も好きなのは、インド映画の「マッキー」(12年、日本公開は13年)だ。

 同作は、現在大ヒット公開中の「RRR」のメガホンを執ったS・S・ラージャマウリ監督が国際的な認知度を得た作品。愛する女性に告白をしたものの、その女性を狙う実業家に命を奪われた青年がハエに生まれ変わり、女性を守る―と書くと「何じゃそりゃ?」と思うかもしれないが、笑いあり、心温まるシーンもありの作品。興味のある人はぜひとも見てほしい。

 ちなみに、映画ではないですが、LINEマンガの「生まれ変わってもよろしく」も、転生モノの作品としては好きだったりします。(高柳 哲人)

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