柏の“ミスターレイソル”大谷秀和が今季限りで引退「直接感謝の気持ちを伝えたい」…下部組織から計２６年在籍

　柏は３１日、ＭＦ大谷秀和が今季限りで引退すると発表した。柏Ｕ―１５出身で、２００３年のプロ入りから柏一筋でプレーする“ミスターレイソル”が、今季でスパイクを脱ぐ。

　大谷は、柏Ｕ－１５、Ｕ―１８を経て、０３年にトップチームに昇格。その後も柏でプレーし続け、今季はプロ２０年目だった。１１年のＪ１優勝、１２年に天皇杯、１３年にナビスコ杯（現ルヴァン杯）制覇など、複数のタイトル獲得に貢献した。近年はけがもあり、今季のリーグ戦出場は３試合にとどまっていた。

　大谷はクラブを通じ、「アカデミー時代を含めると２６年間支えていただいた皆さんには直接感謝の気持ちを伝えたいと思います。またＳＮＳ等でも感謝の気持ちを伝えさせていただきます」とコメント。１１月５日の湘南戦（三協Ｆ柏）の試合後にセレモニーを行い、そこで改めて思いを口にするという。