【高校野球】報徳学園、履正社撃破で6年ぶりセンバツ当確 4番の石野蓮授が今大会2試合連続アーチ

3回1死三塁、報徳学園・石野蓮授が勝ち越しとなる左中間2ラン本塁打を放ち、雄たけびをあげホームインする。捕手・履正社・坂根葉矢斗 (カメラ・馬場 秀則)
3回1死三塁、報徳学園・石野蓮授が勝ち越しとなる左中間2ラン本塁打を放ち、雄たけびをあげホームインする。捕手・履正社・坂根葉矢斗 (カメラ・馬場 秀則)

◆秋季近畿大会 ▽準々決勝 報徳学園9―6履正社(30日・和歌山市紀三井寺)

 報徳学園(兵庫1位)が14安打9得点で履正社(大阪2位)を破り、6年ぶりのセンバツ出場が当確となった。3回に石野蓮授(れんじゅ)右翼手(2年)が、左中間に今大会2試合連続となる一時勝ち越しの2ランを放った。

 報徳学園は初回、プロ注目・堀柊那捕手(2年)の中前適時打などで2点を先制。2回に追いつかれたが、3回に石野の2ランで勝ち越した。5回に再び同点にされたが、7回に石野の中越え二塁打を起点に、林純司二塁手(2年)が適時二塁打で決勝点を挙げた。

 8回は山増達也左翼手(2年)の中前適時打、堀の適時二塁打、石野の中犠飛、辻田剛暉一塁手(2年)の右前適時打で4点を加えた。

 今大会は、第95回記念センバツ高校野球大会(2023年3月18~31日)の出場校を決めるための重要な参考資料となる。近畿の一般選考枠は6。4強入りした龍谷大平安(京都3位)、大阪桐蔭(大阪1位)はセンバツ出場が当確となっている。

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