浦和のリカルド・ロドリゲス監督(48)が今季限りで退任することが29日、スポーツ報知の取材で分かった。就任2年目の今季はACLで決勝進出した一方、クラブが掲げる3か年計画の3年目で優勝を目標に臨んだリーグ戦は最終節を残して8位。ルヴァン杯、天皇杯でもタイトルを逃した。スペイン出身の指揮官は徳島で20年にJ2優勝。浦和では昨季天皇杯を制したが、今季はJ1最多タイの14分けなど勝ち星が積み上がらなかった。
後任候補は、ドイツ1部マインツやケルンを率いた経験がある同国出身のアヒム・バイアーロルツァ氏(54)、前名古屋監督のマッシモ・フィッカデンティ氏(54)ら複数挙がっている。