【高校野球】 東海大菅生が延長戦を制し4強入り 若林監督「最後にうっちゃった感じ」

スポーツ報知
チームを4強に導いた東海大菅生のエース・日当

◆秋季高校野球東京都大会▽準々決勝 東海大菅生2―1国士舘(延長12回=25日・スリーボンドスタジアム八王子)

 東海大菅生が、延長12回に及ぶ国士舘との激闘を制して4強入りを決めた。

 1―1で延長戦に入ると、10回裏に2死一、二塁、11回裏には2死二塁のピンチを迎えたが、プロ注目の190センチ右腕・日当(ひなた)直喜投手(2年)の力投とバックの好守でしのいだ。そして12回表。1死二塁のチャンスで7番・大舛凌央(りお)三塁手(2年)のタイムリーが飛び出し、試合を決めた。「ずっと押されっぱなしで、最後にうっちゃったという感じです」。若林弘泰監督(56)は安どの表情で試合を振り返った。

 11月12日の準決勝の相手は日大三。昨秋、今年の春、夏と3連敗を喫している因縁の相手だ。「やられっ放しですからね。今の2年生は、3年生のチームの時にほとんど出ていない。それだけ強かったので『日大三高に勝てば、そのチームを超えられるよ』という意識でやってみたい」と指揮官はライバル意識をのぞかせた。

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