【阪神】伊藤将司、来季へ「自分が軸だと思って、責任を持ってローテ守る」 岡田彰布新監督の期待に応える

キャッチボールをする伊藤将司(カメラ・谷口 健二)
キャッチボールをする伊藤将司(カメラ・谷口 健二)

 阪神の伊藤将司投手が29日、甲子園での秋季練習に参加し、先発陣の一角として来季を迎える覚悟を示した。

 今季は4月に新型コロナウイルスに感染するものの、先発ローテ唯一の左腕として7連勝をマークするなど、9勝5敗、防御率2・63と奮闘。「1年目やって、その反省が今年いかせた。来年はもう自分が軸だと思って、責任を持って、ローテーションを守っていければ」と力強く言い切った。

 しかし、課題もある。昨年は規定投球回数140回1/3、今季は136回2/3と2年連続で規定投球回(143回)に届かなかった。岡田新監督は「2ケタ(勝利)3人ほしいよね。規定投球回も達して3人」と先発陣に“要望”。優勝した2005年には下柳(15勝)、井川(13勝)、安藤(11勝)が10勝以上をマークし、安藤、福原、井川が規定投球回(当時は146回)に到達していた。伊藤将は「2年連続で規定も達成できていない。このキャンプでしっかり体力面をつくって、来年につなげられるように」と意気込んだ。

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