29日放送TBS系「バースD」(土曜・午後5時)では、巨人のドラフト1位、高松商の浅野翔吾の独占密着映像が放送された。
同番組では、昨年12月の元メジャーリーガーのイチローさんの臨時コーチ時の映像も紹介。「ミスしてもとにかく前へ行け。上目指すなら必ず、それやって」というアドバイスにうなずく浅野の姿、そのバッティングにイチローさんが「バケモノかよ、マジで」と驚く様子も放送された。
ドラフト当日も巨人指名が決まるまでの前後29時間、浅野に密着。当日朝には石清尾八幡宮で「無事に選ばれますように」と祈願したという浅野は「自分が選ばれる日が来るとは思ってなかったんで、違和感しかないです」と話した。
番組の密着に「身長も小さいんで、行けても上位(指名)では無理かなと思っていた。56本は打てないですね。自分の身体とか考えながら可能性があるのは、トリプル3とか首位打者かな」などの本音も漏らしていた浅野。
巨人と阪神の競合の末、巨人の指名権獲得が決まった直後の取材には「この1か月、死にそうでした」と本音もポロリ。
巨人の帽子を手に「良かったです。気に入りました。高商と同じじゃないですか? オレンジで」とニッコリの浅野。「原監督が(指名権獲得の瞬間)ガッツポーズしてくれたのでうれしかったというか、良かったと思いました。けがのない丈夫な体で年間140試合、しっかり戦えるような選手になりたいなと思います」と決意表明する表情で番組は締めくくられた。