◆秋季近畿大会 ▽1回戦 社13―7天理(29日・和歌山市紀三井寺)
天理(奈良1位)は社(やしろ、兵庫3位)に敗れ、2年連続のセンバツ出場が厳しくなった。元阪神・関本賢太郎氏の次男、大成一塁手(2年)は一邪飛、見逃し三振の2打数無安打に終わり、6回に代打が送られた。
同校OBの父に続く甲子園出場は来夏以降に持ち越しになる可能性が高くなり「自分たちの力が出せなくて悔しい。(チャンスで)自分の打撃ができなくて、技術面、気持ちの面でも強くなっていかないといけない」と、背番号13は肩を落とした。
中村良二監督は「打撃の調子は良かったが、手数が出なかったので、代えた方がいいと思った」と説明。「力的にはレギュラークラス。(1月の左)手首の故障があって、振り込めていない」と、今後の成長に期待を込めた。