◆京王閣競輪「開設73周年記念ゴールドカップレース」G3 ・初日(29日)
優勝賞金488万円(副賞含む)をかけて29日、開幕する。S級S班3人が顔をそろえる12R特選がメイン。中心は4車そろった関東勢の3番手から臨む平原康多。栃木の若手コンビ真杉匠―坂井洋に前を任せ、4番手を宿口陽一が固める強力ラインに、G1前橋「寛仁親王牌」でグランドスラムを達成した新田祐大は単騎で、古性優作は中本匠栄と組んで対抗する。一次予選10Rは機動力上位の森田優弥が、朝倉佳弘、岡本大嗣の地元勢を連れて上位独占を狙い、11Rは成長著しい吉田有希に鈴木竜士が付け、両者でのワンツー決着を目指す。
【12R・特選・16時30分】新田、隅田、岩本が単騎となり、ラインは古性―中本、関東4車の2分戦。波乱含みの一戦となるが、そろった関東勢に期待する。「SS班が3、4番手なんで責任は重大」と話す真杉が先制だろう。番手の坂井が車間を空けて援護し、別線の反撃タイミング次第では早めに抜け出すことも。冷静に追う平原が差し脚を発揮する26が中心。古性、新田が勢いよく迫って21、23押さえ。
1古性優作「トレーニングとケアを中心にやってきました。自力自在にやる」
2平原康多「ハードに練習して、休養もとっていい調整ができた。栃木へ」
3新田祐大「直前だけ軽めにロードワークをやりました。自分で自力勝負」
4真杉匠「前橋は自分のレースができなかった。今回、調子は大丈夫。自力」
5隅田洋介「京王閣は成績がいいし、相性はいいと思う。単騎で走ります」
6坂井洋「トレーニングはしっかりやってきました。真杉君の番手へ」
7岩本俊介「練習とケアをしてきました。冬の重たいバンクは好き。自力で」
8中本匠栄「今回もセッティングを試しながらですね。古性君につけます」
9宿口陽一「前橋は全てがかみ合ってなかったので練習した。関東の4番手」
◇展開 18 3 5 4629 7
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